抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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キチンナノファイバは一連の精製ステップ後に単純な機械的処理でカニとエビの外骨格と軟甲とキノコから調製される。ナノファイバは約10nmの均一幅の精緻なナノファイバネットワークを有する。キチンナノファイバ分離に使用した手法をキノコ細胞壁にも成功裏に応用されている。市販キチン及びキトサン粉末もナノファイバ凝集物構成体で,機械的処理でナノファイバに容易に変換される。グラインダーと高圧水ジェットシステムはキチンをナノファイバに分解するのに効果的である。酸性条件は機械的線維化を促進する鍵となる因子である。表面修飾は表面特性を変化させ,他の特性のナノファイバ表面への付与に効果的である。アセチル化,脱アセチル化,フタロイル化,ナフタロイル化,マレイル化,クロリン化,TEMPO媒介酸化とグラフト重合を含むキチンNF表面への修飾が達成されている。これら誘導体とそれらの特性を特性化した。(翻訳著者抄録)