抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
現在IBAD法もしくはRABiTS法によって製造されたRE系超電導線材が市販されている。しかし,どちらの線材も非常に高価格であるため,一般への普及が進まない状況にある。これら線材の中で基材テープ,およびAg層は大きなコストウェートを占めていると考えられる。この部分の大幅なコスト低減を図るためには,ハステロイやNi-W合金テープを安価なコモンメタルを用いた基材テープに変更すること,およびAg層を不要にする線材構造の採用が有効と考えられる。我々は前回の講演会で,新規なYBCO/NbドープSrTiO<sub>3</sub>/Ni/{100}<001>Cuテープ構造を提案し,新しい構造においても1.2MA/cm<sup>2</sup>(at77K,自己磁場中)の高いJ<sub>c</sub>が得られることを示した。今回,中間層およびYBCO層の形成条件を検討し,2.5MA/cm<sup>2</sup>(at77K,自己磁場中)のJ<sub>c</sub>を得たので報告する。(著者抄録)