文献
J-GLOBAL ID:201502234602061426   整理番号:15A0337514

窒素及びグラフェンオキシドを共に組込んだTiO2ナノファイバー光電極を基とする高効率色素増感太陽電池

High-efficiency dye-sensitized solar cells based on nitrogen and graphene oxide co-incorporated TiO2 nanofibers photoelectrode
著者 (11件):
資料名:
巻: 268  ページ: 153-161  発行年: 2015年05月15日 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
DSSCへの応用のために,窒素(N)とグラフェンオキシ(GO)を共に組込んだTiO2ナノファイバーを基とする高効率光電極を,2つの簡単な逐次的方法;電気紡糸と引き続く水熱プロセスによって合成できた。TiO2ナノファイバーのモルフォロジー,結晶構造及び光学的挙動に及ぼすN及びGOの共組込みの影響を,様々な最新の技術で調べた。その結果,改良TiO2ナノファイバーは単一組込みの及びそのままのTiO2ナノファイバーと比べて高い変換エネルギーを示すことが分かった。光学的並びに電気化学的性質の研究から,他のGO含有量に比べて,0.5wt%GO含有量によりって高い表面積,染料吸着の多い活性サイト,及びその結果セル性能が改良されるFTO基板への多くのホット電子輸送経路が得られることが分かった。他方,N原子の組込みでフラットバンド電圧(Vfb)は正へシフトした。これによりTiO2ナノファイバー膜の迅速な電子輸送につながり,光子生成電子の電荷再結合速度が抑制される。従って,窒素とGO(0.5wt%)が共に組込まれたTiO2ナノファイバーはDSSCの光アノードとして最高の性能を示し,対応する変換効率は,窒素を含まない0.5wt%GOを組込んだ,及びそのままのTiO2ナノファイバーの場合のそれぞれ4.52%及び1.54%に比べて5.72%であった。全体として,本研究はDSSCの太陽光から電気エネルギーへの変換を高めるための新たな戦略として酸化チタンナノファイバーへの窒素とグラフェンオキシドの共組込みを取り入れた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
塩基,金属酸化物  ,  炭素とその化合物  ,  太陽電池 

前のページに戻る