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J-GLOBAL ID：201502235206445587   整理番号：15A0708456

Mod.9Cr-1Mo鋼における溶接後の熱影響ゾーンのミクロ組織の特性化

Microstructure characterization of heat affected zone after welding in Mod.9Cr-1Mo steel

著者 (5件)： SAWADA K. (Materials Reliability Unit, National Inst. for Materials Sci., 1-2-1 Sengen, Tsukuba 305-0047, JPN) ,  HARA T. (Surface Physics and Structure Unit, National Inst. for Materials Sci., 1-2-1 Sengen, Tsukuba 305-0047, JPN) ,  TABUCHI M. (Materials Reliability Unit, National Inst. for Materials Sci., 1-2-1 Sengen, Tsukuba 305-0047, JPN) ,  KIMURA K. (Materials Reliability Unit, National Inst. for Materials Sci., 1-2-1 Sengen, Tsukuba 305-0047, JPN) ,  KUBUSHIRO K. (IHI Corp., 1, Shin-nakahara-cho, Isogo-ku, Yokohama 235-8501, JPN)
資料名： Materials Characterization  (Materials Characterization)
巻： 101  ページ： 106-113  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： D0448C  ISSN： 1044-5803  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 溶接後の熱影響ゾーンのミクロ組織をMod.9Cr-1Mo鋼において,TEMおよびSTEM-EDXを用いて,研究した。薄膜のミクロ組織を溶融ラインで観察し,ベース金属から0.5mm,1.0mm,1.5mm,2.0mm,2.5mm,3.0mmおよび3.5mmの位置の溶融ラインで観察した。非常に微細なラスを持つマルテンサイト組織および高転位密度が全ての位置で確認された。(112)双晶面を持つ双晶が全ての位置で局部的に観察された。STEM-EDXを用いて,全ての位置に対する元素マッピングを得た。Siを主とした介在物は溶融ラインで形成されたが,他の位置では形成されなかった。溶融ラインあるいは0.5mmの位置で析出物は検知されなかった。他方,MX粒子は,1.0mm,1.5mm,2.0mm,2.5mm,3.0mmおよび3.5mmの位置で溶接後にさえ観察された。M₂₃C₆粒子も,2.0mm,2.5mm,3.0mmおよび3.5mmの位置で確認された。非常に微細な等軸粒は2.0mmと2.5mmの位置で観察された。等軸粒のCr量は約12mass%であったが,マルテンサイト領域は8mass%Crを含んでいた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *高合金鋼 ,  *溶接熱影響部 ,  *サブマージドアーク溶接 ,  薄膜 ,  マルテンサイト ,  転位密度 ,  双晶 ,  非金属介在物 ,  析出物 ,  等軸組織 ,  炭化物 ,  バナジウム含有合金 ,  ニオブ含有合金 ,  窒素含有合金
準シソーラス用語： *9Cr-1Mo鋼

分類 (2件)： 溶接部  (WC07100I) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 9Cr-1Mo鋼 ,  溶接 ,  熱影響 ,  ゾーン ,  ミクロ組織 ,  特性化