文献

J-GLOBAL ID：201502235323930208   整理番号：15A0745416

高温超伝導バルク磁石のパルス着磁における捕捉磁場の散逸現象の評価

著者 (8件)： 岡徹雄 (新潟大) ,  太田博之 (新潟大) ,  下田竜也 (新潟大) ,  原健介 (新潟大) ,  小川純 (新潟大) ,  福井聡 (新潟大) ,  佐藤孝雄 (新潟大) ,  横山和哉 (足利工大)
資料名： 低温工学・超電導学会講演概要集  (低温工学・超電導学会研究発表会講演概要集)
巻： 91st  ページ： 172  発行年： 2015年05月27日 
JST資料番号： G0564B  ISSN： 0919-5998  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 強磁場を捕捉する高温超伝導バルク磁石を広く応用するために,コンパクトで簡便なパルス強磁場を用いた着磁工程を考案し,この磁場印加過程における磁束侵入の挙動とその後の磁場捕捉性能を詳細に測定して評価した。Gd123系バルク磁石に対しパルス磁場の印加によって侵入する磁束量子は,その温度や磁場強度,試料形状などにより特徴的な挙動を示し,その運動によって生じる発熱によって,侵入した磁場を保てずに瞬間的な散逸現象を示す。この特異な現象を6T以上の強磁場領域で詳細に観測し,それ以上のフラックスフォローによる磁場減少とは異なった挙動として評価した。磁場の散逸が起こる領域よりも強磁場領域ではより顕著な発熱により磁束は定常的な流出を呈し,もっとも効率的で,より強磁場の捕捉条件がこの散逸現象が発現する条件の近傍にあることを示唆した。(著者抄録)

シソーラス用語： *高温超伝導体 ,  *超伝導磁石 ,  強磁場 ,  *磁場 ,  磁束 ,  *パルス法 ,  *磁化 ,  酸化物 ,  銅化合物 ,  ガドリニウム化合物 ,  バリウム化合物 ,  パルス強磁場
準シソーラス用語： *捕捉磁場

分類 (1件)： 超伝導磁石  (BM04042N)

タイトルに関連する用語 (8件)： 高温超伝導 ,  バルク ,  磁石 ,  パルス着磁 ,  捕捉磁場 ,  散逸 ,  現象 ,  評価