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J-GLOBAL ID:201502235435574641   整理番号:15A0564647

Zn4Sb2.94In0.06/ZnO複合熱電材料の合成と性質

Preparation and Properties of Zn4Sb2.94In0.06/ZnO Composite Thermoelectric Materials
著者 (8件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 1902-1908  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: D0277B  ISSN: 0361-5235  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Zn<sub>4</sub>Sb<sub>2.94</sub>In<sub>0.06</sub>/x重量%ZnO(x=0,0.5,1,2)複合熱電(TE)材料を,添加剤としてZnOを用いて調製した。この材料を,X線回折分析,電子プローブ微量分析,及びTEの輸送測定を用いて特性化した。添加ZnOは,バルク材料の一部と高温で拡散したZn元素が存在する部分の内部全体に分布し,複合TE材料の熱安定性に有益であった。ZnOを添加することによって電気伝導度は増加した。これは,キャリア濃度がわずかに減少するものの,キャリア移動度が増加することによるものであった。Seebeck係数は,560K以下のすべての複合TE材料についてほぼ同じであり,分解生成物ZnSbの存在が,高温でSeebeck係数を増加させた。すべての複合TE材料が純粋Zn<sub>4</sub>Sb<sub>2.94</sub>In<sub>0.06</sub>と比べ低い格子熱伝導率の結果として低い熱伝導率を有し,それはZnOの添加により誘導された増強フォノン散乱によるものであった。最大ZTは,x=1で純粋なZn<sub>4</sub>Sb<sub>2.94</sub>In<sub>0.06</sub>のそれの86%増のサンプルにおいて700Kで1.16であった。したがって,ZnOを添加することで,熱安定性及びZn<sub>4</sub>Sb<sub>3</sub>系複合TE材料のTEの性能を高めることができた。Copyright 2014 The Minerals, Metals & Materials Society. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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熱電デバイス  ,  固体デバイス製造技術一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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