文献

J-GLOBAL ID：201502235905482528   整理番号：15A0592659

クラウドを併用したPeer-to-Peerネットワークにおけるコンテンツ取得成功率の期待値を用いた情報共有手法

A Contents Sharing Method Using Expected Acquisition Rate in Peer-to-Peer Network with Cloud Storages

著者 (4件)： 冨森将司 (名古屋工大 大学院工学研究科) ,  菅原真司 (千葉工大 工) ,  福嶋慶繁 (名古屋工大 大学院工学研究科) ,  石橋豊 (名古屋工大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 477(NS2014 176-279)  ページ： 343-348  発行年： 2015年02月23日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,多数の端末が互いに対等な立場で接続されるP2P(Peer-to-Peer)ネットワークにおける,コンテンツ共有に関する様々な研究が行われている。従来研究の多くは,コンテンツを保持するためにピアのストレージのみを利用する場合を想定して行われており,クラウドストレージを併用できる場合を想定した環境下での研究は,十分に行われていない。そこで,本報告では,ハイブリッド型P2Pネットワーク上でのコンテンツ共有システムにおいて,ピアとクラウドの両方のストレージを利用してコンテンツを保持できる環境を対象とし,パラメータにより取得成功率を制御する手法を提案する。具体的には,目標とする取得成功率を維持できるようなコンテンツ数を求め,これをネットワーク上に配置する。また,計算機シミュレーションにより,その有効性を確認する。(著者抄録)

シソーラス用語： 外部記憶装置 ,  *インターネット ,  装置 ,  *データ収集 ,  *比率 ,  期待値 ,  *情報共有 ,  通信方式 ,  *計算機利用システム ,  *ネットワーク ,  複製 ,  *評価
準シソーラス用語： *クラウド【IT】 ,  クラウドストレージ ,  *コスト評価 ,  コンテンツ共有 ,  ストレージ ,  データ複製 ,  *ハイブリッドネットワーク ,  ピーツーピー ,  *ピーツーピーネットワーク ,  *成功率

分類 (2件)： 計算機網  (JC03000K) ,  その他の計算機利用技術  (JE14000C)

引用文献 (16件)：

• 総務省,“情報通信平成白書平成26年版,“2014.
• H. Sunaga, T. Hoshiai, S. Kamei, and S. Kimura., “Technical trends in P2P-based communications,“ IEICE Trans. Commun., vol. E87-B, no. 10, pp. 2831-2846, Oct. 2004.
• 川崎陽平,佐藤崇,吉田紀彦,“P2Pネットワークにおけるコンテンツの人気度を反映した複製配置,“インターネットコンファレンス論文集,pp.106-113,2005.
• 菅原真司,井上友介,石橋豊,山岡克式,“ハイブリッド型Peer-to-Peerネットワークにおける効率的なコンテンツ共有のための移転型複製配置手法,“月本ソフトウェア科学会コンピュータソフトウェア,vol.29,no.2,pp.109-122,May2012.
• Y. Inoune, S. Sugawara, Y. Ishibashi, “Efficient contents replicatioin strategy for data sharing considering storage capacity restriction in hybrid peer-to-peer networks,“ IEICE Trans. Common., vol. E94-B, no. 2, pp. 455-465, Feb. 2011.

タイトルに関連する用語 (7件)： クラウド ,  併用 ,  コンテンツ ,  成功率 ,  期待値 ,  情報共有 ,  手法