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J-GLOBAL ID:201502236203977371   整理番号:15A0070291

日本におけるワタアブラムシ,Aphis gossypii(半翅類:アリマキ科)のネオニコチノイド耐性の増進

Development of neonicotinoid resistance in the cotton aphid Aphis gossypii (Hemiptera: Aphididae) in Japan
著者 (2件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 535-540  発行年: 2014年11月 
JST資料番号: F0555A  ISSN: 0003-6862  CODEN: APEZAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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日本におけるネオニコチノイド耐性Aphis gossypii Glover集団は宮崎県のキュウリとピーマン作物から2012年の4月に最初に検出された。本稿では,7ネオニコチノイド類に対する5圃場から収集したA.gossypiiの集団の殺虫剤感受性を測定した。殺虫剤感受性はパフォーマンスバイオアッセイと実生処理法により測定した。2008年にキュウリ畑から収集したA.gossypiiの感受性集団の殺虫剤感受性も測定した。7殺虫剤に対する感受性集団の高死亡率(96.4~100%)を観測した。対照的に,2012年に5圃場から収集した集団の7ネオニコチノイド殺虫剤に対する死亡率は1/5であり,それぞれ,イミダクロプリドについては(26.7~65.5%),ジノテフランについては(0~27.3%),クロチアニジンについては(20.0~35.7%),チアメトキサムについては(7.1~42.3%),およびニテンピラムについては(6.7~32.1%)であった。アセタミプリドの死亡率は86.2~100%,チアクロプリドについては90.2~100%であった。感受性集団と比較した耐性率はクロチアニジンが最高(687倍),チアクロプリドが最低(17倍)であり,他の5ネオニコチノイドについては43から253倍であった。このように,殺虫剤の使用頻度は減らす必要があり,他の殺虫剤を用いて将来におけるこれらの2殺虫剤に対する耐性の増進を避ける必要がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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野菜  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  化学的防除 
物質索引 (7件):
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