文献

J-GLOBAL ID：201502236383735940   整理番号：15A0456189

ヒドラジン吸着に向けたNi基表面合金の選択性:van der Waals相互作用を用いたDFT研究

Selectivity of Ni-based surface alloys toward hydrazine adsorption: A DFT study with van der Waals interactions

著者 (4件)： HE Yan-Bin (School of Chemistry and Materials Sci., Shanxi Normal Univ., Linfen 041004, CHN) ,  HE Yan-Bin (Pharmaceutical Dep., Changzhi Medical Coll., Changzhi 046000, CHN) ,  JIA Jian-Feng (School of Chemistry and Materials Sci., Shanxi Normal Univ., Linfen 041004, CHN) ,  WU Hai-Shun (School of Chemistry and Materials Sci., Shanxi Normal Univ., Linfen 041004, CHN)
資料名： Applied Surface Science  (Applied Surface Science)
巻： 339  ページ： 36-45  発行年： 2015年06月01日 
JST資料番号： B0707B  ISSN： 0169-4332  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分散補正されたDFT(DFT+D3)計算を使って,ヒドラジン吸着に向けたNi基表面合金の選択性を研究した。一連のNi-M(M=Fe,Pt,Ir,Pd,およびRh)合金膜,すなわちNi₁₅/M₁/Ni(111),Ni₁₄/M₂/Ni(111),Ni₁₂/M₄/Ni(111),およびNi₈/M₈/Ni(111)を調べた。その結果,Ir,Rh,およびFeのドープ原子がNi(111)表面上の/Ni原子より強い吸着サイトを提供する一方,PtとPdのドープ原子はより弱い吸着サイトを提供することが分かった。NiM上のヒドラジンの最も好ましい吸着を分析することによって,純粋なNi(111)表面に比べて,Ni₈Fe₈/Ni(111),Ni₈Rh₈/Ni(111),Ni₁₅Ir₁/Ni(111)およびNi₁₄Ir₂/Ni(111)が強化された吸着特性を提供すること,そして,ヒドラジン触媒作用へのよりよい候補であるらしいことを見出した。これらは実験でみいだされた結果とも一致する。Niまたはドープ原子における一番上のモードのdバンド中心位置と吸着エネルギーとの相関もDFT+D3レベルで計算し,ヒドラジン吸着のためのNiベース表面合金特性へのさらなる洞察を得た。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ヒドラジン ,  *吸着 ,  *ニッケル合金 ,  表面 ,  鉄含有合金 ,  白金含有合金 ,  イリジウム含有合金 ,  パラジウム含有合金 ,  ロジウム含有合金 ,  van der Waals力 ,  密度汎関数法 ,  *合金化 ,  *ドーピング ,  活性部位 ,  *吸着エネルギー ,  接触分解 ,  金属触媒 ,  *表面構造 ,  *選択性 ,  金属薄膜
準シソーラス用語： バイメタル触媒 ,  吸着構造 ,  *表面合金化

分類 (3件)： 吸着の電子論  (CB12042Y) ,  金属の表面構造  (BK15020P) ,  脂肪族ヒドロキシルアミン・ヒドラジン及びその他の脂肪族多窒素直結化合物  (CF03080W)

タイトルに関連する用語 (9件)： ヒドラジン ,  吸着 ,  Ni基 ,  合金 ,  選択性 ,  VAN ,  相互作用 ,  DFT ,  研究