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J-GLOBAL ID：201502236471139311   整理番号：15A0162247

ASRが生じたコンクリートの弾性係数および圧縮破壊挙動の評価に関する実験的研究

著者 (2件)： 三木朋広 (神戸大 大学院工学研究科) ,  宮川侑大 (神戸大 大学院工学研究科)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 14  ページ： 45-52  発行年： 2014年10月31日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,ASRが生じたコンクリートの力学的特性,特に静弾性係数や圧縮破壊挙動とASRひび割れの挙動との関係を明らかにすることを目的とした。供試体表面に生じたひび割れの長さ,幅,角度を計測し,それらの値と最大応力度および静弾性係数との関係を調べた。一軸圧縮試験の結果より,静弾性係数には,水平方向や斜め方向といった載荷軸直交方向に近い方向のひび割れが,載荷によって閉じる挙動が影響していることを示した。また,プレピーク領域において繰返し荷重を受けるときのASRひび割れの挙動,ならびにASRが生じたコンクリートが破壊に至る挙動を実験的に把握することができた。(著者抄録)

シソーラス用語： *アルカリ骨材反応 ,  *コンクリート ,  弾性係数 ,  一軸圧縮試験 ,  圧縮強さ ,  亀裂 ,  *応力歪特性 ,  歪分布 ,  繰返し荷重 ,  方式 ,  ディジタル画像 ,  変位測定 ,  亀裂幅 ,  圧壊 ,  点検 ,  劣化
準シソーラス用語： *ASR【反応】 ,  画像相関法 ,  静弾性係数

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  セメントの性質・分析  (YC05040F)

引用文献 (3件)：

• 松谷幸一郎, 宮川侑大, 三木朋広 : アルカリシリカ反応によりひび割れが生じたコンクリートの引張軟化挙動に関する研究, コンクリート工学年次論文集, Vol.35, No.2, pp.91-96, 2013
• 宮川侑大, 三木朋広 : ASR が生じたコンクリートの内部ひび割れ評価および圧縮破壊挙動に関する実験的研究, コンクリート構造物の補修, 補強, アップグレード論文報告集, Vol.12, PP.503-508, 2012.10
• 三木朋広, 宮川侑大 : アルカリシリカ反応が生じたコンクリートの圧縮破壊挙動に関する研究, コンクリート工学年次論文集, Vol.36, No.2, pp.73-78, 2014

タイトルに関連する用語 (6件)： ASR ,  コンクリート ,  弾性係数 ,  破壊挙動 ,  評価 ,  実験的研究