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J-GLOBAL ID：201502236585657673   整理番号：15A0283180

透過率推定処理の簡略化による高速なヘイズ除去手法

Fast Haze Removal Method Based on Simplified Transmittance Estimation

著者 (2件)： YI Ru (名古屋市大 大学院システム自然科学研究科) ,  田中豪 (名古屋市大 大学院システム自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 370(SIS2014 67-90)  ページ： 7-12  発行年： 2014年12月11日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 霧やもやなどのヘイズが写りこんだ写真では,被写体の視認性が良くない。近年,画像中のヘイズを除去し,被写体の視認性を改善する研究が行われている。本報告では,新たなヘイズ除去手法を提案する。従来手法と同様,提案手法では,画像中の環境光と透過率分布を推定し,それらの情報を用いてヘイズ除去を行う。本手法では,画像中のヘイズ濃度を入力画像の各画素値から求め,透過率分布を推定する。また,バイラテラルフィルタを用いて透過率分布を平滑化することで,結果的に出力画像を鮮鋭化する。実験により,提案手法の有効性を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *透過率 ,  推定 ,  簡素化 ,  性能 ,  可視度 ,  *光散乱 ,  平滑化 ,  *フィルタリング ,  非線形フィルタ ,  画像処理
準シソーラス用語： *バイラテラルフィルタリング ,  *ヘイズ ,  簡略化 ,  視認性

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (8件)：

• R.T. Tan,“Visibility in bad weather from a single image,”IEEE Conf. Computer Vision and Pattern Recognition, pp.1-8, Anchorage, AK, USA, June 2008.
• R. Fattal,“Signle image dehazing,” ACM Trans. Graphics, vol.27, no.3, pp.72:1-72:9, Aug. 2008.
• J.P. Tarel and N. Hautiere,“Fast visibility restoration from a single color or gray level image,”IEEE Int. Conf. Computer Vision, pp.2201-2208, Kyoto, Japan, Sept. 2009.
• K. He, J. Sun, and X. Tang,“Single image haze removal using dark channel prior,”IEEE Trans. Pattern Analysis and Machine Intelligence, vol.33, no.12, pp.2341-2353, Dec. 2011.
• 古川翔太, 福田孝弘, 古賀崇了, 末竹規哲, 内野英治,“Min-Max バイラテラルフィルタを用いたヘイズ除去の一提案,”信学技報, vol. 113, no.343, pp.127-130, Dec. 2013.

タイトルに関連する用語 (5件)： 透過率 ,  推定 ,  簡略化 ,  ヘイズ ,  手法