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J-GLOBAL ID:201502237369700560   整理番号:15A0760187

予包装したスイートバジル(Ocimum basilicum)及びコリアンダーの葉におけるサルモネラ属及びShiga毒素産生性大腸菌の微生物検査

Microbiological analysis of pre-packed sweet basil (Ocimum basilicum) and coriander (Coriandrum sativum) leaves for the presence of Salmonella spp. and Shiga toxin-producing E. coli
著者 (4件):
資料名:
巻: 208  ページ: 11-18  発行年: 2015年09月02日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ベルギー商社から入手した新鮮予包装バジル及びコリアンダー葉におけるサルモネラ属,Shiga毒素産生性大腸菌(STEC),一般大腸菌及び大腸菌群を調べた。2013~2014年にベルギー,イスラエル及びキプロスから計592試料を集めた。サルモネラ属及びSTECの検出はマルチプレックスPCRに続くさらなる培養により確認したが,大腸菌及び大腸群の計数にはそれぞれ大腸菌選択用ペトリフィルム及びVRBL寒天を用いた。サルモネラ属は試料中の10試料で検出され,その中の2試料はイスラエル由来で,8試料はキプロス由来であった。stx及びeae遺伝子の検出で,STECの存在が11試料で疑われたが,その中の1試料はベルギー,4試料はイスラエル,6試料はキプロス由来であった。培養法ではSTECは分離されなかったが,3試料において,eae変異体(β又はθ)に関連すると思われる血清型(O26,O103又はO111)がPCRにより検出された。一般大腸菌は108試料で計測されたが,その中の55,32及び13試料はそれぞれ10~100,100~1000及び1000~10,000cfu/gで,8試料は10,000cfu/g以上であった。大腸菌群は全ハーブ試料において1.6~7.5log cfu/gであった。さらなる統計は大腸菌クラス(レベルでカテゴリー化される)がサルモネラ属(P<0.001)又はSTEC(p=0・019)と有意に相関し,大腸菌群数はサルモネラ属(p<0.001)と有意に相関するが,STECとは相関しない(p=0.405)ことを示唆した。一般大腸菌クラスは新鮮ハーブにおいて大腸菌群より腸内病原菌の存在の優れた指標生物であるが,大腸菌,サルモネラ属又はSTECにおける関係は食品安全を保証する(すなわち,病原体不在)大腸菌の閾値を供するには十分ではなかった。以上の結果は,各種栽培地域に由来するバジル及びコリアンダーのような新鮮葉状ハーブが一般病原菌を含み,ヒトの健康にリスクを潜在的に供することを示唆している。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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特用作物一般  ,  食品の汚染  ,  微生物検査法 

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