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J-GLOBAL ID:201502237674929853   整理番号:15A0405951

Ru(0001)モデル表面上におけるプロパン酸の脱炭酸と脱カルボニル化の理論的研究

Theoretical investigation of the decarboxylation and decarbonylation mechanism of propanoic acid over a Ru(0001) model surface
著者 (4件):
資料名:
巻: 324  ページ: 14-24  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: H0480A  ISSN: 0021-9517  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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有機酸類の水素化脱酸素化反応はバイオマス原料を燃料に改善するときの律速過程になることがある。著者らはプロパン酸(CH3CH2COOH)のRu(0001)モデル表面上の脱炭酸や脱カルボニル化機構から密度汎関数理論計算による微小速度論モデルを開発した。このモデルから脱カルボニル化機構は脱炭酸機構よりも二桁台も大きい速さだった。最良の好ましい脱カルボニル化経路は酸-OH基の除去からプロパノイル(CH3CH2CO)を生成し,続いてプロパノイルのC-CO結合を切りCH3CH2とCOを生成するように進むことである。結局,CH3CH2はCH3CH3に水素化される。Pd触媒上で重要となる脱水素化反応がRu(0001)上では役に立たず,感度分析から酸-OH基を除去すると脱酸素化が律速段階となった。従って,有機酸の脱カルボニル化に関してRu触媒性能を改善するには非結合部位の被覆が必要となる。例えば,触媒促進剤を添加し水素とCO吸着力(C-OH結合切断速度に大きな影響を与えずに)を減少させる。または反応温度を上げて,相対的に低いCOとH2部分圧の制御を行う。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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貴金属触媒  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
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