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J-GLOBAL ID:201502238861079975   整理番号:15A0467641

酵素活性と主要な生産物としてのキシロビオースの形成において,Aspergillus fumigatus由来のキシラナーゼAfxynAの 3つの重要なアミノ酸残基の同定

Identification of three important amino acid residues of xylanase AfxynA from Aspergillus fumigatus for enzyme activity and formation of xylobiose as the major product
著者 (7件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 571-581  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: C0250B  ISSN: 1359-5113  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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キシロビオースは良いプレバイオティクスであり,食品と飼料工業において添加物として使用される。土壌から分離された真菌,Aspergillus fumigatusFC2-2株は,カバ材キシランとサトウキビ由来の抽出されたキシランを主要な構成分としてキシロビオースに変換することができる酵素を分泌する。FC2-2株により生産されるキシラナーゼAfxynAを精製し,特徴づけを行った。AfxynAはキシロオリゴ糖,カバ材キシラン,サトウキビバガスキシランを主にキシロビオースに加水分解した。50 °C,及び55 °C における精製したAfxynAの半減期はそれぞれ,4207.9 分,と1001.6分であった。精製したAfxynAのN末端配列はAGTPSSTGであることがわかり,AfxynAは糖加水分解酵素ファミリー11に属していることがわかった。AfxynAをコードしているcDNAをクローニングし,大腸菌で過剰発現させた,また,Asn70,Arg121,またはGln135をコードするコドンをAlaで置き換える,その遺伝子の部位特異的突然変異を行った。N70A,R121A,およびQ135Aの突然変異体酵素は,天然の酵素と比較して還元酵素活性を示した。さらに興味深いことは,これらの突然変異体酵素によるカバ材キシランの分解物が,天然の酵素による分解物よりもキシロビオースの比率が減少していた。上記の結果は,AfxynAのN70,R121とQ135がキシラナーゼ活性,および主要な生産物として,キシロビオースの形成に必要であることを示していた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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酵素一般  ,  生物燃料及び廃棄物燃料  ,  遺伝的変異 
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