文献
J-GLOBAL ID:201502239561844102   整理番号:15A0295035

菜食の取り組みに対する無作為化が,肉を含む食事を摂取している人に比べて,食事性の炎症指数および主要栄養素の摂取量に広範で短期間の改善をもたらす

Randomization to plant-based dietary approaches leads to larger short-term improvements in Dietary Inflammatory Index scores and macronutrient intake compared with diets that contain meat
著者 (8件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 97-106  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
異なる菜食方法に従っている人の間での,栄養摂取量の違いを調査した研究はいくつかあるが,これらの研究はすべて観察に基づくものである。本研究では,6カ月の無作為対照試験を行い,無作為に,絶対菜食主義(n=12),菜食主義(n=13),ペスコ菜食主義(野菜と魚を食べるが獣肉と鶏肉は食べない食事,n=13),半菜食主義(野菜と魚と鶏肉を食べるが獣肉は食べない食事,n=13),肉も野菜も含んだ食事(n=12)の指示を受けた,過体重および肥満(肥満度指数25.0-44.9kg/m<sup>2</sup>)の成人における,栄養摂取量および食事炎症指数(DII)のスコアの違いを調べた。基準時,2か月目および6か月目に行なった2回の24時間思い出し法(自動化された自記式24時間思い出し法)により,栄養摂取量,栄養充足性および,DIIスコアを測定した。栄養摂取量およびDIIの違いは,それぞれのタイムポイントにおける追跡調査を伴う一般線形モデルを用いて調べた。絶対菜食主義に割り付けられた被験者は,2カ月目および6カ月目には,他の4種類の食事に割り付けられた被験者と比べて,低いDIIスコアを示し,食物繊維,炭水化物,脂質,飽和脂質および,コレステロールにおいて,より大きな改善がみられると予想した。観察の結果,絶対菜食主義に割り付けられた被験者は,いずれのタイムポイントにおいても,脂質,飽和脂肪,コレステロールを含むほとんどの主要栄養素に関して,他のほとんどの食事グループと比較して,有意に大きな変化がみられ,2カ月目では食物繊維についても有意に変化した(Ps<0.05)。また,絶対菜食主義,菜食主義,ペスコ菜食主義の被験者はすべて,半菜食主義の被験者と比べて,2カ月目にはDIIスコアが有意に改善した(Ps<0.05)が,6カ月目では有意な違いは見られなかった。主要栄養素およびDIIに短期間で大きな影響を与えたことから,野菜を基本とした食事の取り組みの採用と維持を支援する方法の模索は考慮すべきことである。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患の治療  ,  野菜とその加工品 

前のページに戻る