抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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3レベル三相結線整流器およびインバータから構成されるシステムがモータドライブやUPSなどの主回路として用いられているが,出力側に絶縁トランスを必要としている。トランスを用いない方法として,トランスレス3レベルV結線整流器・インバータシステムが提案されているが,V結線方式は,電圧利用率が三相結線方式の半分となるため,直流中間電圧を三相結線方式の2倍にする必要がある。そのため,V結線方式の雑音端子電圧は,三相結線方式よりも高くなるので,V結線方式を実際のシステムに適用するためには,端子電圧を抑制しなければならない。本論では,3レベルV結線インバータの雑音端子電圧を低減するため,空間ベクトルPWM(SVPWM)方式を提案し,実験により有用性を検証した。その結果,本方式を適用すると,測定した全領域において雑音端子電圧の低減が可能となり,最大16dB低減することを確かめた。