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J-GLOBAL ID:201502241010128109   整理番号:15A0306513

磁場で誘発されたCuFeO2の強誘電相のメスバウア分光

Moessbauer Spectroscopy of the Magnetic-Field-IOnduced Ferroelectric Phase of CuFeO2
著者 (7件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 024719.1-024719.6  発行年: 2015年02月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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磁場を印加した<sup>57</sup>Feメスバウアー分光がCuFeO<sub>2</sub>及びCuFe<sub>0.965</sub>Ga<sub>0.035</sub>O<sub>2</sub>単結晶に対してなされ,磁場で誘発された強誘電状態を調査した。磁場を印加して観測されたメスバウアースペクトルは大きく変化し,磁場誘起相転移に対応していた。強誘電体の不整合(FEIC)フェーズにおいて(7<H<sub>ex</sub><13T),得られたスペクトルは(110)面におけるc軸から約20,95,及び160°分布したスピンを有するモデルで説明できた。このスピン構成は理論的に提案された「複雑な非共線的なスピン構成(CNC)」モデルに類似していた。FEICフェーズでは,共線4サブ格子(4SL,0<H<sub>ex</sub><7T),及び5サブ格子(5SL,H<sub>ex</sub>>13T相と比べ,異性体シフトは大きく,四極子分裂及び平均超微細磁場は小さかった。さらに,超微細磁場の目に見える変化が異なった磁場で観測された。これらの変化は,おそらくスピン-軌道相互作用で引き起こされた,Fe<sup>3+</sup>イオンの電子状態の変化を示していると思われる。(翻訳著者抄録)
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その他の無機化合物のMoessbauer効果 
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