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J-GLOBAL ID：201502241019626705   整理番号：15A0704996

有利な分子配向を用いた効率の高い逆構造ポリマー太陽電池

Efficient inverted polymer solar cells employing favourable molecular orientation

著者 (9件)： VOHRA Varun (Japan Advanced Inst. of Sci. and Technol. (JAIST), Ishikawa, JPN) ,  MURATA Hideyuki (Japan Advanced Inst. of Sci. and Technol. (JAIST), Ishikawa, JPN) ,  KAWASHIMA Kazuaki (RIKEN, Saitama, JPN) ,  OSAKA Itaru (RIKEN, Saitama, JPN) ,  TAKIMIYA Kazuo (RIKEN, Saitama, JPN) ,  KAWASHIMA Kazuaki (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  KAKARA Takeshi (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  KOGANEZAWA Tomoyuki (Japan Synchrotron Radiation Res. Inst., Hyogo, JPN) ,  OSAKA Itaru (JST-PREST, Tokyo, JPN)
資料名： Nature Photonics  (Nature Photonics)
巻： 9  号： 6  ページ： 403-408  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： W2212A  ISSN： 1749-4885  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリマー系バルクヘテロ接合太陽電池の電力変換効率を改善することは重要な課題である。今回我々は,厚さ約300nmの厚い活性層を持つ単一接合逆構造太陽電池に結晶性高分子PNTz4Tを使うと,約10%という高い効率が得られることを示す。フェイスオン配向のポリマー微結晶が多く,膜厚に沿ってエッジオン微結晶とフェイスオン微結晶が「有利な」分布となり(微小角入射広角X線回折を使って混合膜を詳しく調べて明らかになった),その結果,電荷再結合が減少し,電荷輸送の効率が高くなったために,こうした性能の改善がもたらされたと考えられる。今回の結果は,ポリマー太陽電池が極めて有望であることを明確に示しており,材料開発や分子秩序の制御によって,さらに高効率の実現への期待を高めるものである。Copyright Nature Publishing Group 2015

シソーラス用語： ヘテロ接合 ,  エネルギー変換効率 ,  結晶性高分子 ,  効率 ,  すれすれ入射 ,  *太陽電池 ,  電気伝導 ,  X線回折 ,  開発 ,  材料 ,  *分子配向 ,  *高分子薄膜 ,  厚み ,  活性層 ,  微結晶 ,  膜厚 ,  再結合 ,  電荷再結合 ,  電荷輸送 ,  *高分子太陽電池
準シソーラス用語： バルクヘテロ接合 ,  *ポリマ太陽電池 ,  材料開発 ,  電力変換効率 ,  微小角入射

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

タイトルに関連する用語 (2件)： 分子配向 ,  ポリマー太陽電池