文献
J-GLOBAL ID:201502241132513062   整理番号:15A0517853

新潟・長野県境 関田山脈南麓のサギング地形とその地質的要因

Sagging landform and its formation factor in the southern foot of the Sekita Mountains, Niigata-Nagano border area, central Japan
著者 (4件):
資料名:
号: 60  ページ: 143-160  発行年: 2014年08月22日 
JST資料番号: X0757A  ISSN: 0912-5760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
新潟・長野県境に位置する関田山脈南麓斜面に見られる四重の異常屈曲水系や周辺のサギング地形の成因を地形・地質形成史の視点から検討した。調査結果は以下のとおりである。航空機レーザー画像判読により,幅数kmにおよぶ大規模地すべり性崩壊地形や,NW-SE~WNW-ESE方向の線状凹地谷,二重山稜といったサギング地形が多数判読された。地表調査により,その地域は20°前後の流れ盤を構成するラハール~土石流堆積物(魚沼層群上部累層)からなり,すべての異常屈曲水系最上流部で,多数の層面断層やリーデル剪断,鏡肌上の条線を確認した。それらの方向は,上盤が斜面下方へすべったことを示している。2011年3月12日長野県北部地震の震央は,千曲川~信濃川および志久見川に境される三つの地質区の三重会合部に位置する。今回の地震は関田山脈が今日も隆起・成長を続けていることの証である。関田山脈の形成を地史的にみると,更新世中~後期の松之山ドームの成長に伴って発生し,引き続く隆起運動により,南麓斜面が重力的に不安定となり,巨大な地すべり性崩壊が発生した。この巨大崩壊に続いて,流れ盤が斜面下方へすべり落ちることによって,サギング地形が形成された。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
斜面安定,掘削変形  ,  地質構造・テクトニクス 
引用文献 (45件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る