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J-GLOBAL ID：201502241442411340   整理番号：15A0709597

粉末加圧成形体を用いた蛍光X線法によるフライアッシュのSiO₂定量手法

著者 (1件)： 山本武志 (電力中研)
資料名： 電力中央研究所地球工学研究所研究報告  (電力中央研究所地球工学研究所調査報告)
号： N14021  ページ： 20P  発行年： 2015年04月 
JST資料番号： F0804D  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国内の石炭火力発電所の石炭灰は,平成24年度で,12,655千トンで,このうち,JISA6201に定めた品質基準に基づき,コンクリート混和材およびセメント混合材として,品質管理して出荷したフライアッシュは,二十万トンだった。コンクリート用フライアッシュの品質を規定するJISA6201のうち,SiO₂量を定量する従来手法として,溶解質量分析法が示されているが,結果を得るまでに,3日間要することが課題だった。一方,セメントの化学成分分析では,12元素を対象として,ガラスビードに調整した試料を蛍光X線分析装置で分析する手法をJISR5204で規定されており,フライアッシュのSiO₂量の定量に適した蛍光X線分析方法のJISA6201としての策定が求められた。本研究の目的は,国内23発電所から提供された約150試料を用いて,粉末加圧成形体の試料調整方法と蛍光X線分析装置によるSiO₂定量手順を策定することだった。

シソーラス用語： 発電所 ,  *石炭灰 ,  *フライアッシュ ,  コンクリート混和材 ,  混合物 ,  セメント ,  *二酸化ケイ素 ,  *定量分析 ,  蛍光X線分析 ,  *加圧成形 ,  *粉体 ,  *試料 ,  試料調製
準シソーラス用語： セメント混合材 ,  石炭火力発電所 ,  *粉末加圧成形体

分類 (1件)： その他の石材  (YC05070M)

引用文献 (3件)：

• 石炭灰全国実態調査報告書(平成24年度実態調査報告書), 一般財団法人石炭エネルギーセンター, 2014年3月
• Ecoba (European Coal Combustion Products Association e.V.),www.ecoba.com/index.html
• 田中敏嗣,成瀬博康,小山貴夫,入内鳥克明: 粉末加圧成形試料を用いたシリカフュームの蛍光X線分析方法に関する検討, セメントコンクリート論文集, No.65, pp.254-260, 2011

タイトルに関連する用語 (8件)： 粉末 ,  加圧 ,  成形体 ,  蛍光X線 ,  フライアッシュ ,  SiO2 ,  定量 ,  手法