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J-GLOBAL ID:201502242005665046   整理番号:15A0674776

フォスファゼン塩基を触媒に用いた置換エポキシドのリビング開環重合系の開発

Phosphazene Base-Catalyzed Living Ring-Opening Polymerization System for Substituted Epoxides
著者 (4件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 295-305 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0386-2186  CODEN: KBRBA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本報は,フォスファゼン塩基t-Bu-P4を触媒に用いた置換エポキシドのアニオン開環重合について,重合制御,モノマーの適用性,および特殊構造ポリマー合成の観点からまとめた.t-Bu-P4を触媒にブチレンオキシドの重合を行ったところ,重合は連鎖移動などの副反応なく進行し,分子量分散度の狭いポリブチレンオキシドが得られた.また,動力学的解析などにより本重合系はリビング重合であることが明らかとなった.本重合系の汎用性を確認するために,種々の置換エポキシドの精密重合を試みた.スチレンオキシドを始めとしたさまざまな置換エポキシドで精密重合が可能であった.さらに,複数のヒドロキシ基を有する開始剤の使用により星型ポリマーの精密合成を達成した.本重合系と分子内クリック反応の組合せにより環状構造を有するポリエーテルの合成にも成功した.(著者抄録)
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分類 (3件):
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重合触媒,重合開始剤  ,  単独重合  ,  三員複素環化合物 
物質索引 (22件):
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引用文献 (39件):
  • 1) “Encyclopedia of Polymer Science and Engineering”, H. F. Mark, N. M. Bikales, C. G. Overberger, G. Menges, and J. I. Kroschwitz eds., <b>6</b>, John Wiley & Sons, Inc., New York (1985).
  • 2) S. Penczek, M. Cypryk, A. Duda, P. Kubisa, and S. Słomkowskim, Prog. Polym. Sci., 32, 247 (2007).
  • 3) A.-L. Brocas, C. Mantzaridis, D. Tunc, and S. Carlotti, Prog. Polym. Sci., 38, 845 (2013).
  • 4) J. Ding, C. Price, and C. Booth, Eur. Polym. J., 27, 891 (1991).
  • 5) J. Ding, F. Heatley, C. Price, and C. Booth, Eur. Polym. J., 27, 895 (1991).
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