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J-GLOBAL ID:201502242098274963   整理番号:15A0336463

ロガニンはストレプトゾトシン誘導および高レベルの終末糖化産物を含有する食餌で飼育した糖尿病C57BL/6Jマウスにおける糖尿病性腎症を減衰させる

Loganin attenuates diabetic nephropathy in C57BL/6J mice with diabetes induced by streptozotocin and fed with diets containing high level of advanced glycation end products
著者 (16件):
資料名:
巻: 123  ページ: 78-85  発行年: 2015年02月15日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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目的:糖尿病性腎症は,糖尿病患者における末期腎疾患の最も一般的な原因である。終末糖化産物(AGE)は糖尿病性腎症の発現に重要な役割を果たしている。本稿では,著者らは,糖尿病性腎症に及ぼすロガニンの効果をin vivoで評価した。主な方法:著者らは,ストレプトゾトシン誘導および高レベルのAGEを含有する食餌で飼育した糖尿病C57BL/6Jマウスで糖尿病性腎症モデルを確立した。糖尿病の症状,腎機能,膵臓および腎臓の病理組織像を評価した。AGE-RAGE経路および酸化ストレスパラメーターを測定した。主な調査結果:モデルマウスは,実験中,体重減少,多渇症,多食,多尿,高血糖値および低血清インスリンレベルを含む糖尿病の特徴的な症状を示した。しかし,ロガニンは0.02および0.1g/kgの用量で,これらの糖尿病の症状を効果的に改善した。ロガニンは,陽性対照と比較して様々な程度で糖尿病マウスにおける腎臓/体重比,24時間尿タンパク質レベル,尿素窒素および血清クレアチニンレベルを減少させた。また,ロガニンは,膵臓および腎臓の組織像を改善し,腎皮質における内皮細胞,メサンギウム細胞および足細胞の構造的変化を軽減した。最終的に,著者らは,ロガニンは血清および腎臓におけるAGEレベルを低下させ,そして糖尿病マウスの腎臓におけるAGEに対する受容体のmRNAおよびタンパク質発現を下方調節することを見出した。ロガニンは,また,マロンジアルデヒドのレベルを低下させ,血清および腎臓でスーパーオキシドジスムターゼのレベルを増加させた。意義:ロガニンは,AGE経路の阻害に関連する糖尿病性腎症をin vivoで改善し,糖尿病性腎症に対する有望な治療薬であり得る。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
泌尿生殖器の基礎医学  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  基礎治療学 

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