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J-GLOBAL ID:201502242838513479   整理番号:15A0707059

グリコシル化反応におけるニストースとフルクトフラノシルニストースのβ-ラクトグロブリンの免疫原性と立体配座に対する影響

Comparative study on the effects of nystose and fructofuranosyl nystose in the glycation reaction on the antigenicity and conformation of β-lactoglobulin
著者 (5件):
資料名:
巻: 188  ページ: 658-663  発行年: 2015年12月01日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ウシβ-ラクトグロブリン(β-LG)の免疫原性は,フルクトオリゴ糖(FOS)との共役によって低下することが示されており,これはその立体配座の変化と関連している。β-LGの免疫原性変化を更に明らかにする目的で,FOSのニストース(GF3)と1F-β-フルクトフラノシルニストース(GF4)を用いて,立体配座と免疫原性の関係を検討した。GF3とGF4との共役後のβ-LG免疫原性は,143.4μg/mLから各29.5,31.6μg/mLに低下した。質量分析から,GF3とGF4との共役後のβ-LG分子量は18.4kDaから各19.8,19.1kDaに増加した。GF4との共役に比べてGF3との共役後の立体配座の変化が大きく,蛍光の消光,蛍光スペクトルの赤へのシフト,チオール含量の増加などで確認された。一方,β-LG-GF3とnβ-LG-GF4共役体の間で有意な免疫原性で有意な差は見られなかった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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食品の化学・栄養価  ,  食品蛋白質  ,  抗原・抗体・補体一般 
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