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J-GLOBAL ID:201502243008263824   整理番号:15A0517851

被害は地盤が規制した-長野県北部地震-

Seismic damages were related to the ground geology-The earthquake in northern Nagano prefecture-
著者 (15件):
資料名:
号: 60  ページ: 115-130,111-113  発行年: 2014年08月22日 
JST資料番号: X0757A  ISSN: 0912-5760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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“長野県北部地震”(M6.7)は2011年3月12日新潟・長野県境に位置する志久見川の右岸河口部で発生した。震源の深さは8kmと浅く,長野県栄村で最大震度6強を観測した。調査団は家屋被害と地盤地質との関係を解明することを目的に,被害と地盤地質や微地形との関係を明らかにした。調査地域の地質は大きく三つの地質区に区分できる。すなわち,千曲川-信濃川の左岸域の魚沼層群火山岩分布区,志久見川左岸域の第四紀火山区および右岸域の河岸段丘区である。震央はこれらの地質区の三重会合部で発生した。震害は関田山脈南麓など長野県栄村側の千曲川流域に集中した。千曲川左岸域には崩積堆積物や地すべり堆積物が分布しており,とくに緩傾斜地に立地している集落の被害が大きかった。千曲川右岸域には約6,000年前(縄文時代前期)に生じた巨大な地すべり性崩壊による細粒せき止め堆積物に立地する地域の被害が大きかった。それに対し,信濃川左岸域の魚沼層群の岩盤分布地域,同右岸域の広大な河岸段丘や扇状地成の礫地盤地域では,被害は軽微であった。(著者抄録)
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