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J-GLOBAL ID:201502243620333351   整理番号:15A0215553

近接場信号の直接的再構成による異常ナノアンテナ配列モードの実証

Demonstration of unusual nanoantenna array modes through direct reconstruction of the near-field signal
著者 (10件):
資料名:
巻:号:ページ: 765-770  発行年: 2015年01月14日 
JST資料番号: W2323A  ISSN: 2040-3364  CODEN: NANOHL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,金属ナノ棒配列の存在によって低損失で局在化した強い電磁場を実現するドミノ・モードと呼ばれる集団励起モードの存在を,光学波長領域で実証することである。シリコン結晶基板上に厚さ約50nmのAgのスパッタ堆積層を形成し,化学劣化防止のための厚さ45nmのSiO2パッシベーション膜で覆ってから,レジストプロセス,電子線リソグラフィーを用いて,やや台形のAgナノ棒4個を蝶ネクタイ形に配置した単位セルを周期815nmで配列する受信用ナノアンテナ(NA)群を作成した。波長532nmの連続発振2次高調波Nd:YAGレーザーと633nmHeNe連続発信レーザーを用いて,NA単位セル表面に斜め25°方向からレーザー光を照射し,直径約200nmの開口の金属製傾斜型ファイバー・プローブで集光して,NA配列近傍の電磁場を近接場光学顕微鏡(NSOM)で観測する。数値シミュレーションにより,波長633nmではNAの金属要素内部への電場の侵入はごくわずかで,NAの下のシリコン部へ局在するというドミノ・モードの励起の特徴が確認でき,波長532nmの場合には,電場はNA内部へ集中し,NAの下には低密度でしか存在せず,NAプラズモン共鳴の近接性を示した。NSOM観測結果をLorentzの相反定理を考慮した数値シミュレーション結果と比較したところ良好な対応を得た。
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分類 (2件):
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アンテナ  ,  光デバイス一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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