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J-GLOBAL ID:201502243801597830   整理番号:15A0520596

ホウ酸-サリチルアルデヒド-H-酸三元系のボルタンメトリ研究およびホウ素のボルタンメトリー測定への応用

Voltammetric study of the boric acid-salicylaldehyde-H-acid ternary system and its application to the voltammetric determination of boron
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 4578-4588  発行年: 2015年02月14日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ホウ酸,サリチルアルデヒド(SA),H酸(HA)三元系を,速度論および平衡の観点からボルタンメトリー的に研究した。SA置換基の効果を,2つの類似体,5-フルオロサリチルアルデヒド(F-SA)および5-メチルサリチルアルデヒド(Me-SA)を用いて調査した。アゾメチンH(AzH),アゾメチンH-ホウ酸錯体(AzB),遊離SAの3つのカソードピークを,ホウ酸,SA,HAを含む溶液中で観察した。AzHとSAのピーク電位は,pHの増加とともに負電位側にシフトしたが,AzBのピーク電位は,pHに非依存性であった。この相違は,プロトンが,AzB還元ではなく,AzHおよびSA還元の電荷輸送工程に関与していることを意味する。AzB錯体の形成定数は,すべての調査した類似体間で同様であった。速度論研究においては,反応速度は,AzH形成の酸性条件で高かったが,AzB形成には中立状態であった。AzB複合体の速度定数は,F-SA>SA≒Me-SAの順であり,フルオロ基が,F-AzB錯化を加速することを示した。AzB錯化機構は,3工程以上,すなわち,サリチルアルデヒド-ホウ酸錯体(SA-B)の形成の予備平衡,SA-B上のHAの求核攻撃,AzBを形成する残りのいくつかの工程からなると考えられる。これらの結果に基づいて,F-SAを用いてホウ素のボルタンメトリー測定法を最適化した。これは,0.03mgBdm-3の検出限界をもってわずか5分以内のホウ素濃度の測定を可能とした。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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