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J-GLOBAL ID：201502244302268938   整理番号：15A0092608

日本における車両排出インセンティブ政策を評価するモデル

A model to evaluate vehicle emission incentive policies in Japan

著者 (3件)： FULLERTON Don (Univ. of Illinois at Urbana-Champaign (UIUC), Finance Dep., 61820, Champaign, IL, USA) ,  GAN Li (Texas A&M Univ., Coll. Station, TX, USA) ,  HATTORI Miwa (Univ. of Texas at Austin, Austin, TX, USA)
資料名： Environmental Economics and Policy Studies  (Environmental Economics and Policy Studies)
巻： 17  号： 1  ページ： 79-108  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： L3992A  ISSN： 1432-847X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本の47都道府県の3年データを用いて,車両保有についての異なる意志決定と運転距離についての連続的意志決定を同時に行う過程の行動を推定する。弾力性を計算し,ガソリンや距離や特定車両への税のような代替的汚染コントロール政策の効果をシミュレートするために,推定パラメータを使用した。車両と距離についての選択に基づいて,排出も計算した。同時選択をモデル化しているので,距離の選択と車両の選択の両者は距離に対する税と車両の特性に対する税のどちらかで影響される。価格と収入における係数についての予想された兆候を見いだした。しかし,車両選択は,車両に対する税またはガソリンや距離に対する税のどちらにも,相対的に弾力的ではなかった。このため,排出は特定車両に対する税よりもガソリンに対する税により影響された。しかし,車両に対する税は消費者に対して低いコストであり,このため,軽減のより低い境界性コストだった。既存のガソリン税はすでに運転低減を通じて,ある程度の軽減を達成しているので,本解析は距離減税の使用由来のさらなる軽減が,車両選択で誘導される変化由来のある程度の境界性軽減の達成よりもコストがかかることを示唆する。最小コストの選択肢は,その排出率に比例した各車両の課税である。Copyright 2014 Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 日本 ,  *行政 ,  交通政策 ,  *モデル ,  走行距離 ,  税 ,  環境 ,  環境税 ,  *自動車排出ガス
準シソーラス用語： *自動車排気ガス ,  ガソリン税 ,  *環境行政 ,  *評価モデル ,  離散モデル ,  連続モデル

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  大気汚染一般  (SB03010B)

引用文献 (41件)：

• Automobile Inspection and Registration Association of Japan (AIRA) (2003) http://www.aira.or.jp/data/pdf/age.pdf
• Bento, A, Goulder, L, Jacobsen, M, Von-Haefen, R (2009) Efficiency and distributional impacts of increased US gasoline taxes. Am Econ Rev 99: pp. 667-699
• Bhat, CR (2005) A multiple discrete-continuous extreme value model: formulation and application to discretionary time-use decisions. Transp Res Part B Methodol 39: pp. 679-707
• Bhat, CR, Sen, S, Eluru, N (2009) The impact of demographics, built environment attributes, vehicle characteristics, and gasoline prices on household vehicle holdings and use. Transp Res Part B Methodol 43: pp. 1-18
• Brownstone, D, Train, K (1999) Forecasting new product penetration with flexible substitution patterns. J Econometr 89: pp. 109-129

タイトルに関連する用語 (6件)： 日本 ,  車両排出 ,  インセンティブ ,  政策 ,  評価 ,  モデル