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J-GLOBAL ID:201502244595993216   整理番号:15A0426169

福岡県糸島地区における堆肥を用いたホールクロップサイレージのためのイネ生産

Production of Rice for Whole Crop Silage Using Manure in Itoshima Region, Fukuoka Prefecture
著者 (7件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 65-71  発行年: 2015年02月27日 
JST資料番号: S0238B  ISSN: 0023-6152  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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日本においては減反政策や国内家畜飼料の需要の増加により,最近10年間にホールクロップサイレージ(WCS)用イネ栽培地域が急速に増加している。これに反して,WCSのイネの生産コストは,大部分が助成金によって賄われている現状であるため,生産コスト削減が必須となっている。堆肥施肥は,肥料コスト削減および土壌肥沃度を維持する有望な方策である。そこで,福岡県糸島地区において堆肥を用いたWCS用イネの生産を土壌肥沃度,植物成長および乾燥重量の観点から調査した。堆肥を施肥した圃場は,土壌中の比較的高い全窒素(TN)含有量を示し,施肥しなかった圃場では低TN量を示した。この結果より,有機物が堆肥や他の材料から供給されなかった場合,土壌肥沃度はWCS用イネの持続的生産により悪化する可能性が示唆された。出穂初期における植物成長および分げつ数は,土壌中のTN含有量と密接な相関を示し,同時期のSPAD値は,土壌中の無機窒素と密接な相関を示した。乾燥重量は,TN含有量との正の相関が認められた。堆肥を施肥しなかった圃場では,窒素を化学肥料で補っても乾燥重量は少量であった。したがって,乾燥重量は土壌肥沃度によって有意に影響されることが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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稲作  ,  飼料作物,草地  ,  施肥法・肥効  ,  植物栄養 
引用文献 (25件):
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