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J-GLOBAL ID：201502245056813723   整理番号：15A0598983

フレームレスALOHAにおけるターゲット重み分布の密度発展法を用いた最適化

Target Degree Distribution Optimization Using Density Evolution for Frameless ALOHA

著者 (3件)： 尾形駿 (電通大 先端ワイヤレスコミュニケーション研究セ) ,  ABREU Giuseppe (Jacobs Univ. Bremen, Bremen, DEU) ,  石橋功至
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 490(RCS2014 301-372)  ページ： 77-82  発行年： 2015年02月25日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,フレームレスALOHAと呼ばれるランダムアクセス方式に着目する。フレームレスALOHAでは,各ユーザは自身の情報パケットを,事前にユーザ間で共有された送信確率に従ってベースステーション(BS:Base Station)へ送信する。BSは受信されたパケット全体から逐次干渉除去を用いて情報を復号する。送信確率はターゲット重みから計算されるが,これまでに最適なターゲット重みは理論的に求められていなかった。本稿では,最適なターゲット重みの分布を密度発展法を用いて求める。また,計算機シミュレーションから,ユーザ数が大きくなるにつれて,平均スループット特性が理論的に達成可能なスループットに収束することを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *ALOHA網 ,  雑音除去 ,  符号 ,  符号理論 ,  パケット ,  スループット ,  パケット交換 ,  衝突 ,  分布
準シソーラス用語： パケット衝突 ,  レートレス符号 ,  重み分布 ,  逐次干渉除去

分類 (1件)： 計算機網  (JC03000K)

引用文献 (13件)：

• N. Abramson, “The ALOHA system: Another alternative for computer communications,“ in Proc. Fall Joint Computer Conf., pp. 281-285.
• 岡田博美,五十嵐義之,中西義郎,“衛星パケット交換網における Framed-ALOHA方式の解析と応用-FADRA方式-,“信学論 (B),vol.60, pp.60-72, Aug.1977.
• S. Lam, “Packet broadcast networks- a performance analysis of the R-ALOHA protocol,“ IEEE Trans. Comput., vol. C-29, no. 7, pp. 596-603, July 1980.
• G. L. Choudhury and S. S. Rappaport, “Diversity ALOHA-a random access scheme for satellite communications,“ IEEE Trans. Commun., vol. 31, no. 3, pp. 450-457, Mar 1983.
• E. Casini, R. De Gaudenzi, and O. Herrero, “Contention resolution diversity slotted ALOHA (CRDSA): An enhanced random access schemefor satellite access packet networks,“ IEEE Trans. Wireless Commun., vol. 6, no. 4, pp. 1408-1419, Apr. 2007.

タイトルに関連する用語 (6件)： レス ,  ターゲット ,  重み分布 ,  密度 ,  発展 ,  最適化