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J-GLOBAL ID:201502245449234172   整理番号:15A0561035

クラスタ[Re6Se8I6]3-はin vitroでヒト赤血球の低溶血を誘導する:アルブミンの保護効果

The Cluster [Re6Se8I6]3- Induces Low Hemolysis of Human Erythrocytes in Vitro: Protective Effect of Albumin
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資料名:
巻: 16  号:ページ: 1728-1735 (WEB ONLY)  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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クラスタRe6Se8I63?は,肝癌細胞株の優先的な細胞死を誘導することが示されており,そのために有望な抗癌薬となっている。このクラスタが急性溶血を誘発するかどうか,あるいはアルブミンと相互作用するかどうかは不明である。アルブミンを含む,あるいは含まない,様々な濃度のこのクラスタへのヒト赤血球の急性曝露の効果を説明する。健康なドナーからの赤血球を単離し,1%のヘマトクリットで希釈し,撹拌しながら37°Cでクラスタ(25?150μM)に曝露した。溶血及び形態を,1時間及び24時間で分析した。0.1%のアルブミンの潜在的な保護も評価した。治療用量のクラスタへの曝露は,急性溶血を誘発しなかった。同様の結果は,曝露の24時間後にも観察され,アルブミンは溶血レベルを若干減少させた。更に,クラスタは,赤血球の形態に変化を誘発し,これはアルブミンによって阻止された。まとめると,これらの結果は,クラスタRe6Se8I63-が溶血性成分ではなく,高用量で赤血球の中程度の形態学的変化を誘導するが,それはアルブミンとの共インキュベーションにより抑制されることを示している。結論として,クラスタRe6Se8I63-は,in vivo研究の治療用量で,動物の静脈内に投与することができる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
赤血球  ,  血液・体液作用薬の基礎研究 

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