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J-GLOBAL ID：201502246161970865   整理番号：15A0532365

トランジションシステムの模倣制御における出力フィードバックコントローラの最大許容性

著者 (2件)： 串直紀 (大阪大 大学院工学研究科) ,  高井重昌 (大阪大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 A(Web)
巻： J98-A  号： 3  ページ： 255-266 (WEB ONLY)  発行年： 2015年03月01日 
JST資料番号： U0470A  ISSN： 1881-0195  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： トランジションシステムの模倣制御問題において,可解となるための必要十分条件,模倣制御問題の解となる状態フィードバックコントローラの構成法,及びその状態フィードバックコントローラが模倣関係のもとでの最大許容コントローラとなることがこれまでに示されている。また,対象システムの状態が観測できない場合には,ある条件のもとで,出力フィードバックコントローラが定義され,それが模倣制御問題の解となることも従来研究で示されている。しかし,一般にその出力フィードバックコントローラが模倣関係のもとで最大許容であるとは限らない。そこで,本論文では,その出力フィードバックコントローラが最大許容となる条件を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *遷移システム ,  *模倣 ,  *フィードバック制御 ,  *最大許容量 ,  *可能性 ,  十分条件 ,  必要条件 ,  移動
準シソーラス用語： 出力フィードバック制御 ,  可解性 ,  必要十分条件 ,  状態フィードバック制御 ,  状態遷移

分類 (1件)： システム・制御理論一般  (IA02010H)

引用文献 (7件)：

• P. Madhusudan and P.S. Thiagarajan, "Branching time controllers for discrete event systems," Theor. Comput. Sci., vol.274, no.1-2, pp.117-149, 2002.
• A. Arnold, A. Vincenta, and I. Walukiewicz, "Games for synthesis of controllers with partial observation," Theor. Comput. Sci., vol.303, no.1, pp.7-34, 2003.
• P. Tabuada, "Open maps, alternating simulations and control synthesis," Lect. Notes Comput. Sci., vol.3170, pp.466-480, 2004.
• C. Zhou, R. Kumar, and S. Jiang, "Control of nondeterministic discrete-event systems for bisimulation equivalence," IEEE Trans. Autom. Control, vol.51, no.5, pp.754-765, 2006.
• P. Tabuada, "Controller synthesis for bisimulation equivalence," Syst. Control Lett., vol.57, no.6, pp.443-452, 2008.

タイトルに関連する用語 (4件)： 模倣 ,  出力フィードバック ,  コントローラ ,  許容性