文献

J-GLOBAL ID：201502248752170755   整理番号：15A0117087

量子ドットの増感効果を用いた有機光電池の調製

Preparation of Organic Photovoltaics Using the Sensitizing Effect of Quantum Dots

著者 (5件)： TERAOKA Koichi (Kitakyushu National Coll. of Technol., Fukuoka, JPN) ,  YAMAMOTO Kazuya (Kitakyushu National Coll. of Technol., Fukuoka, JPN) ,  SONODA Tatsuhiko (Kitakyushu National Coll. of Technol., Fukuoka, JPN) ,  YAMANE Hirokazu (Kitakyushu National Coll. of Technol., Fukuoka, JPN) ,  YAMADA Kenji (Kitakyushu National Coll. of Technol., Fukuoka, JPN)
資料名： Molecular Crystals and Liquid Crystals  (Molecular Crystals and Liquid Crystals)
巻： 600  ページ： 146-151  発行年： 2014年 
JST資料番号： B0877A  ISSN： 1542-1406  CODEN： MCLCE9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シリコン量子ドットを含むハイブリッド光電池を作製し,有機光電池の電池性能の改善を検討した。光活性層にはp型半導体としてポリ[2,6-(4,4-ビス(2-エチルヘキシル)-4H-シクロペンタ[2,1-b:3,4-b′]ジチオフェン)-alt-4,7-(2,1,3-ベンゾチアジアゾール)],n型半導体として[6,6]-フェニル-C61-酪酸メチルエステルを用いた。シリコン量子ドットとハイブリッド化することによって,活性層中の各有機半導体のドメインサイズは小さくなり,したがって発生した励起子がドナー/アクセプタ界面で容易に拡散できる。この現象は有機光電池の電池性能の改善を支持しており,ハイブリッド太陽電池は量子ドットをもたない基準の太陽電池と比較して,大きなIPCEと小さな光ルミネセンス強度を示した。

シソーラス用語： *太陽電池 ,  *量子ドット ,  ケイ素 ,  有機半導体 ,  硫黄複素環化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  フラーレン ,  効率 ,  スペクトル ,  PCBM ,  ハイブリッド太陽電池 ,  光電変換効率 ,  チオフェン類 ,  ベンゾチアジアゾール類 ,  *有機太陽電池 ,  *量子ドット太陽電池
準シソーラス用語： IPCE ,  シリコン ,  チオフェン誘導体 ,  ドメインサイズ ,  ベンゾチアジアゾール誘導体 ,  光ルミネセンススペクトル ,  *有機薄膜太陽電池 ,  *量子ドット増感太陽電池

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

タイトルに関連する用語 (4件)： 量子ドット ,  増感 ,  有機光電池 ,  調製