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J-GLOBAL ID：201502250223576970   整理番号：15A0696892

地盤工学・技術ノート 第24回 盛土の地震時残留すべり計算 4)

著者 (2件)： 龍岡文夫 (東京理大 理工) ,  毛利栄征 (茨城大 農)
資料名： 基礎工  (Foundation Engineering & Equipment, Monthly)
巻： 43  号： 6  ページ： 108-114  発行年： 2015年06月15日 
JST資料番号： S0884A  ISSN： 0285-5356  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： よく締まった海底砂礫の地震時挙動の解析に必要な非排水剪断特性を,全応力法で定式化した事例を紹介した。明石海峡大橋(吊り橋)の橋脚2Pの海底地盤は,固結度の低い明石礫層であり,橋軸直角方向に対する地震時の地盤支持力と残留変位の解析について述べた。海底から大型の不攪乱試料を採取し,初期有効応力条件で圧密して,排水・非排水条件下で三軸圧縮試験を系統的に行った。そして,非排水単調載荷試験に対する剪断強度,および非排水繰返し載荷試験に対する変形・強度特性を,全応力の枠組みで定式化した。試験結果の分析・評価と定式化の過程について解説した。

シソーラス用語： *地盤 ,  *海底 ,  *非排水剪断強度 ,  *定式化 ,  吊橋 ,  礫質土 ,  地盤支持力 ,  塑性歪 ,  乱さない試料 ,  三軸圧縮試験 ,  応力歪特性 ,  変形抵抗 ,  応力法 ,  *海底地盤 ,  *強度 ,  歪 ,  特性
準シソーラス用語： 全応力法 ,  明石海峡大橋

分類 (2件)： 土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A) ,  下部工  (RC06060B)

引用文献 (3件)：

• 龍岡文夫,毛利栄征:地盤工学・技術ノート 第23回盛土の地震時残留すべり計算③,基礎工,Vol.43,No.5,pp.101~105,2015.
• Tatsuoka, F., Yamada, K., Yasuda, M., Yamada, S. and Manabe, S. : Cyclic undrained behaviour of an undisturbed gravel for aseismic design of a bridge foundation, Proc. 2nd Int. Conf. on Recent Advances in Geotechnical Earthquake Engineering & Soil Dynamics, St Louis, 1: pp. 141~48, 1991.
• Kawaguchi, K. and Tatsuoka, F. : Several geotechnical design and construction issues with Akashi Strait Bridge, Soils and Foundations, Vol. 50, No.6, pp. 829-845, 2010.

タイトルに関連する用語 (7件)： 地盤工学 ,  ノート ,  盛土 ,  地震 ,  残留 ,  すべり ,  計算