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J-GLOBAL ID:201502250380621717   整理番号:15A0718247

イソチオシアネート豊富なMoringa oleifera抽出物は,マウスで体重増加,インスリン抵抗性,および肝の糖新生を抑制する

Isothiocyanate-rich Moringa oleifera extract reduces weight gain, insulin resistance, and hepatic gluconeogenesis in mice
著者 (11件):
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巻: 59  号:ページ: 1013-1024  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: H0535A  ISSN: 1613-4125  CODEN: MNFRCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Moringa oleifera(モリンガ)は,抗糖尿病食物として伝統的に使用されている熱帯植物である。モリンガは,in vivoでの治療目的の使用のために評価された構造的に特有で化学的に安定なモリンガ・イソチオシアネート(MICs)を産生する。5%モリンガ濃縮物(MC,66mg/kg/日のMICsを与える)を添加した超高脂肪飼料(VHFD)を摂取したC57BL/6Lマウスでは,脂肪量が蓄積し,VHFD摂餌マウスと比較して耐糖能及びインスリンシグナルが改善し,脂肪肝疾患を発症しなかった。MC摂取群ではまた,血漿インスリン,レプチン,レジスチン,コレステロール,IL-1β,TNF-αが減少し,肝グルコース-6-ホスファターゼ(G6P)の発現が低下した。肝癌細胞において,MCおよびMICsは,低いマイクロモル濃度で糖新生およびG6P発現を阻害した。MCおよびMICsのin vitro脂肪分解,in vivo脂肪組織における熱発生及び脂肪分解遺伝子に及ぼす効果は,観察された抗肥満および抗糖尿病効果にとって一次的標的でないことを示している。以上の試験結果は,MICsがMCの抗肥満および抗糖尿病の主要な生理活性物質であり,肝臓の糖新生の律速段階を阻害することでその効果を発揮し,直接的あるいは間接的にインスリンシグナルおよびその感受性を高めることを示唆している。これらの結論より,MCは,肥満および2型糖尿病の予防及び治療に有効なダイエット食品となりうることが示された。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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植物の生化学  ,  食品一般  ,  糖質代謝作用薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
物質索引
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