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J-GLOBAL ID:201502250500411819   整理番号:15A0429934

La2TiO5結晶の塩化物フラックス成長とNH3を使用した窒化法によるLaTiO2N結晶への非トポタクチック固体状態転換

Chloride Flux Growth of La2TiO5 Crystals and Nontopotactic Solid-State Transformation to LaTiO2N Crystals by Nitridation Using NH3
著者 (6件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 333-339  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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KClとNaClフラックス成長法によって高結晶性La<sub>2</sub>TiO<sub>5</sub>結晶を合成し,さらに,NH<sub>3</sub>を用いて窒化することによってLaTiO<sub>2</sub>N多孔質構造に変換した。フラックス成長La<sub>2</sub>TiO<sub>5</sub>結晶は<001>方向に成長した柱状構造を示し,0.7~3.1μmの大きさになった。NaClフラックスを用いると,KClフラックスと比較してより大きな柱状La<sub>2</sub>TiO<sub>5</sub>結晶が成長した。溶質濃度が増加すると,柱状La<sub>2</sub>TiO<sub>5</sub>結晶のアスペクト比はKClフラックス中で3.81から2.25へ,NaClフラックス中で7.92から1.80へ著しく減少した。滑らかな表面を持つLa<sub>2</sub>TiO<sub>5</sub>結晶は950°Cで45時間窒化した後,酸処理すると多孔性構造を示すLaTiO<sub>2</sub>N結晶に変換した。KClフラックスによる結晶生成物の比表面積(SBET)値は窒化の前後と酸処理後でそれぞれ16.5,9.4,および18.4m<sup>2</sup>/gになり,NaClフラックスによると,<2.0,12,18.4m<sup>2</sup>/gになった。LaTiO<sub>2</sub>Nと窒化後酸処理したLaTiO<sub>2</sub>N結晶の光吸収エッジは320と600nmにあり,バンドギャップはそれぞれ3.87と2.06eVであった。La<sub>2</sub>TiO<sub>5</sub>前駆体の窒化反応によって得たLaTiO<sub>2</sub>N結晶は600nm以上の近赤外領域に吸収を示さなかった。この領域の吸収は一般に減少したTi<sup>3+</sup>と窒素不足に起因している。それ故,塩化物フラックス成長法によって合成したLa<sub>2</sub>TiO<sub>5</sub>結晶は低い欠陥密度と高い表面積を示すLaTiO<sub>2</sub>N結晶を得るために適した酸化物前駆体であり,多様な分野で利用できるであろう。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
固-液界面  ,  酸化物の結晶成長  ,  無機化合物の可視・紫外スペクトル 

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