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J-GLOBAL ID:201502251990054829   整理番号:15A0174084

福島原発事故によって汚染した5箇所の森林土における放射性セシウムと粘土鉱物組成の垂直分布

Vertical migration of radiocesium and clay mineral composition in five forest soils contaminated by the Fukushima nuclear accident
著者 (6件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 751-764  発行年: 2014年12月 
JST資料番号: W1879A  ISSN: 0038-0768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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福島原発事故では放射性セシウムによる環境汚染が起こった。134Csと137Csは半減期が長いので,その汚染が長期間続く可能性がある。また,粘土鉱物は放射性セシウムの動態に重要な役割を果たすと思われる。筆者らは,汚染レベルや植生が異なる5箇所の森林土において,134Csと137Csおよび粘土鉱物組成の垂直分布を評価した。X線回折および蓚酸塩抽出の結果,表層土の主な粘土組成はヒドロキシ層間バーミキュライトおよびアルミニウムと鉄化合物であった。134Csと137Csの多くは有機物層と表層土に残存していた。事故後1年半以内に,134Csと137Csは有機物層から溶脱して表層土(0~5cm)に蓄積し,溶脱率は降雨量と相関した。汚染濃度と関係なく表土層に137Csが蓄積していたことから,少なくとも汚染の初期には粘土と有機物の吸着能が十分であると思われた。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌汚染  ,  森林保育  ,  環境の汚染及び防止 
引用文献 (57件):

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