文献
J-GLOBAL ID:201502252414510491   整理番号:15A0468396

サステナビリティ・マネジメント・コントロールの類型と権限移譲

著者 (1件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 961-996  発行年: 2015年03月15日 
JST資料番号: G0419A  ISSN: 0387-2858  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
サステナビリティ・マネジメント・コントロールとは,社会環境配慮型業績評価システムを基軸としたマネジメント・サイクルを意味し,マネジメント・コントロールは,組織目標を達成するために,マネジャーが効率的・効果的に経営資源を獲得するプロセスと定義される。本稿では,この定義に基づいて,サステナビリティ・マネジメント・コントロールの類型と権限移譲の程度の関係について考察した。具体的には,まず,先行研究を再検討して,管理会計システムの2つの機能,1)多様で正確な業績を測定・評価することを目的とする意思決定支援機能,2)明確なメッセージを伝えることによって,企業構成員の行動に具体的に影響を与えようとする影響機能,について明らかにした。次いで,サステナビリティ・マネジメント・コントロールを展開している日本の代表的企業9社の実態調査を実施し,サステナビリティ・マネジメント・コントロール・システムの中核としての,社会環境配慮型業績評価システムの主要な目的である事業部間における競争の誘発を目的としている4社(キャノン,リコー,ソニー,パナソニック)の事例を紹介し,その要諦を示した。さらに,事例紹介した4社は,システムの設計目的が異なることが明らかになり,キャノンは,企業内部で改善活動を促進することを目的とし,リコー,ソニー,パナソニックには,報酬システムと業績評価システムのリンケージがあり,経済的なインセンティブによって,社会環境活動を促進させることを重視していること等が明らかになった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
経営工学一般  ,  原価管理一般  ,  環境問題 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る