抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ここで扱う対象は,偏光・コヒーレンスという基本的性質に基づく光波の伝搬・回折・散乱・干渉の物理現象,およびそれがランダム媒質を含むさまざまな寸法の周期・非周期構造体と起こす相互作用,その発現の利用形態ととらえられるフォトニック結晶・メタマテリアル等を主題とする研究である。具体的には,2014年中の応用物理学会学術講演会(春・秋)の光学基礎・光学新領域およびフォトニック(ナノ)構造・現象のセッション,光学シンポジウム,およびOptics&Photonics Japanにおける原著発表の中から,上記の定義にあてはまる研究の動向をみていくことにする。なお,光物理は光学・フォトニクスの基礎であり,多くの教科書はまず光物理の章から始まる。このため,特に光学素子・近接場光学・計測等と密接に関連する研究も非常に多い。ここではその中で,光物理の側面のより強いものを選んでいる。また,以下の複数の項目に関連する研究も多いが,その場合,最もよくその特徴を表す項目に分類している。(著者抄録)