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J-GLOBAL ID：201502253841778353   整理番号：15A0216150

プログラミング演習支援システムにおける学習状況把握機能の提案

A Proposal of Functions in Programming Practicum Support Systems for Assessing Learning Conditions

著者 (2件)： 加藤利康 (日本工大 大学院) ,  石川孝 (日本工大)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2013  号： CE-120  ページ： WEB ONLY VOL.2013-CE-120,NO.2  発行年： 2013年06月29日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 多数の学生が個々にPCを使うプログラミング演習の授業を支援するプログラミング演習支援システムでは,演習の課題に対する学生の作業進度や学生が抱える多様な問題などの学習状況を教員がリアルタイムに把握することが課題となっている。本論文は,ネットワーク環境のある教室での授業支援を目的としたプログラミング演習支援システムにおいて,課題の解答開始から提出までの作業ごとのクラス全体の学習状況と個別学生の学習状況に関する情報を教員にリアルタイムに提供する学習状況把握機能を提案する。この提案機能は,クラス全体の作業進度と作業履歴,コンパイルエラー分類,作業進度の遅れ情報を提供する。実際の授業においてプロトタイプシステムを用いて提案機能の有効性を評価した結果,授業中の教員の指導内容の約半数が学習状況把握機能の利用に起因しており,作業進度に合わせた指導を行なっていることから,提案機能はプログラミング演習におけるリアルタイム学習状況把握に有効である。(著者抄録)

シソーラス用語： 実習 ,  *技術教育 ,  *計算機プログラミング ,  *CMI【計算機】 ,  実時間処理 ,  教示 ,  情報サービス ,  経歴 ,  プロトタイプ ,  評価試験 ,  教師 ,  システム評価 ,  シナリオ ,  誤り ,  コンパイラ ,  *教育 ,  行為
準シソーラス用語： コンパイルエラー ,  *プログラミング演習 ,  *プログラミング演習支援システム ,  *プログラミング教育 ,  作業履歴 ,  授業 ,  情報提供 ,  進捗度

分類 (3件)： 技術教育  (JA01050T) ,  計算機システム開発  (JD02010R) ,  CAI  (JE09000G)

引用文献 (13件)：

• Diffutls, http://www.gnu.org/software/diffutils/diffutils.html
• John M. Carroll: シナリオに基づく設計, 共立出版 (2003).
• 大城 正典, 山川 裕子, Mackin Kenneth J.: プログラミング学習支援システム CAPTAIN における学習状況把握機能の開発, 日本教育工学会研究報告集, vol. 10, no. 1, pp. 81-84 (2010).
• 加藤 利康, 石川 孝: 優れた授業実践のための 7 つの原則に基づく授業支援システムの要求分析, 情報処理学会コンピュータと教育研究報告, Vol.2011-CE-110, No.6, pp1-8 (2011).
• 倉澤 邦美, 鈴木 恵介, 飯島 正也, 横山 節雄, 宮寺 庸造: プログラミング演習における一斉指導のための学習状況把握支援システムの開発, 電子情報通信学会技術研究報告, vol.104, no.703, pp.19-24 (2005).

タイトルに関連する用語 (6件)： プログラミング演習 ,  支援システム ,  学習 ,  状況 ,  把握 ,  提案