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J-GLOBAL ID:201502253917158724   整理番号:15A0716046

真の自在化学変換を担う分子技術の創出

著者 (3件):
資料名:
巻: 95th  号:ページ: 120  発行年: 2015年03月11日 
JST資料番号: S0493A  ISSN: 0285-7626  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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今世紀に入り,資源の枯渇や環境・食糧問題が一層顕在化し,持続可能な循環型社会への変革気運が高まる中,広く物質生産の根幹を支える有機合成化学が果たすべき役割は極めて大きく,望みの分子を効率よく思い通りに組み上げるための技術が強く求められている。分子をつなぎ,形を組み換えていくには,特定の位置に反応活性種を発生させ,意図した方向に結合をつくる必要がある。これを自在に行うには,(1)分子の望みの位置に活性種を発生させ(発生位置制御),(2)そこから望みの向きに結合をつくる(立体制御)ための技術が不可欠となる。この二つの技術要素を備えた多様な分子変換法を開発するための戦略を立てる上で我々は,均一開裂を起点とするラジカル反応に着目した。それは,ラジカル種の発生が官能基の存在に依存せず,任意の位置における分子変換を可能とするポテンシャルをもつと考えたからである。本講演では,分子性触媒の合理的な設計を武器にラジカルを分子の望みの位置に発生させ,そこからの結合形成の立体化学を高度に制御するための分子技術を創出し,有機化合物の真の自在合成への道筋を切り拓くための基盤技術を確立しようという試みの端緒となる成果について紹介したい。(著者抄録)
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分類 (5件):
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分子化合物  ,  反応速度論・触媒一般  ,  触媒の調製  ,  光化学反応  ,  有機化学反応一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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