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J-GLOBAL ID:201502254254734889   整理番号:15A0093362

時空間的に制御したin vivo化学療法のための還元感受性カンプトテシン負荷高分子ミセルの光誘起によるサイトゾル活性化

Light-Induced Cytosolic Activation of Reduction-Sensitive Camptothecin-Loaded Polymeric Micelles for Spatiotemporally Controlled in Vivo Chemotherapy
著者 (13件):
資料名:
巻:号: 11  ページ: 11591-11602  発行年: 2014年11月 
JST資料番号: W2326A  ISSN: 1936-0851  CODEN: ANCAC3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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還元感受性高分子ミセルと光化学的内部移行を組み合わせたin vivo光活性化化学療法を開発した。光照射と光増感剤によってエンドソームの透過性上昇を誘発し,エンドソーム離脱した薬剤負荷高分子ミセルは,サイトゾルの還元条件に応答して薬剤を放出した。ラット尿路上皮癌モデルを用いたin vivo実験では,カンプトテシン負荷ミセル(CPT/m)は,細胞外ではほとんど薬剤放出はないが,腫瘍細胞内では長期の血液循環と高い蓄積を示した。光照射とフォトフリンによって,CPT/mはエンドサイトーシス小胞からサイトゾルに離脱し,照射した腫瘍組織においてのみ薬剤放出を促進することを確認した。遊離CPTの最大耐容用量より10倍高い用量でさえ,毒性なしに抗腫瘍効力を有意に増強した。還元感受性薬剤負荷高分子ミセルは,標的部位で時空間スイッチ可能なナノメディシンとして化学療法に有用である可能性を示した。
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分類 (2件):
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腫ようの薬物療法  ,  製剤一般 
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