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J-GLOBAL ID：201502254337090711   整理番号：15A0094050

脂肪酸組成の異なる飼料脂肪酸補給物が,3%未満で総脂肪酸を補給した飼料を与えた乳牛における乳脂肪分泌に及ぼす影響

Effect of dietary fatty acid supplements, varying in fatty acid composition, on milk fat secretion in dairy cattle fed diets supplemented to less than 3% total fatty acids

著者 (3件)： STOFFEL C.m. ,  CRUMP P.m. ,  ARMENTANO L.e.
資料名： Journal of Dairy Science  (Journal of Dairy Science)
巻： 98  号： 1  ページ： 431-442  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： C0282A  ISSN： 0022-0302  CODEN： JDSCAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 我々は,飼料脂肪酸(FA)プロファイルが飼料FA含有3%未満レベルで乳脂肪に及ぼす影響を検討した。30の実験単位を作るため,初産泌乳牛24頭と経産泌乳牛36頭を生産量によってペアにした(産次内で高生産1頭と低生産1頭)。21日間の6×6釣り合い型ラテン方格法にて,ペアに6種飼料を給餌し,各期間の最後5日間にデータを収集した。2つの対照飼料を給餌した:FA1.8%のコーン対照飼料(CC;乾物ベースで,コーンサイレージ(CS)29%,アルファルファサイレージ(AS)16%,コーン子実19%,蒸留穀物8%);FA1.2%の低油対照飼料(LOC;乾物ベースで,CS9%,AS35%,コーンスターチ20%,コーングルテンフィード8%)。LOC中の食品用コーンスターチの一部を異なるFA補給物4種で置換し,4処置飼料を作出した。処置は,1.7%(乾物ベース)のコーン油と高リノール酸ベニバナ油の50:50(LO),1.7%の高オレイン酸ベニバナ油(OO),1.7%のヤシ油(PO),1.8%のヤシ脂肪酸Ca塩(PFA)であった。試験飼料は,リノール酸(LO),オレイン酸(OO),パルミチン酸(POおよびPFA)に富んだ。飼料処置は乾物摂取量に影響しなかった。どの脂肪源のLOCへの添加も乳量を増加させ,乳脂肪産量と乳FA組成は処置によって変動した。LO処置は他の添加FA処置と比べ,乳の脂肪産量,脂肪濃度,C16:0産量を低下させたが,t-10 C18:1とt-10,c-12 C18:2の産量を増加させた。POとPFA飼料はOO飼料と比べ,乳C16:0産量を増加させ,総乳C18産量を低下させた。回帰分析は,基礎(LOC)を超えた飼料リノール酸含量の場合の乳短鎖FA産量とC16:0産量とで負の係数を明らかにした。飼料リノール酸含量は,乳t-10 C18:0とt-10,c-12共役リノール酸産量で正の係数を示した。これらの結果は,総飼料FAが3%未満の時でさえ,リノール酸に富む遊離油は,炭素数18未満のFAの分泌低下によって,乳脂肪産量を減らせることを実証する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *乳牛 ,  家畜栄養 ,  *食餌効果 ,  *脂肪酸 ,  *脂肪酸組成 ,  *飼料 ,  含有量 ,  とうもろこし油 ,  サフラワー油 ,  やし油 ,  泌乳量 ,  *乳脂肪 ,  回帰分析 ,  飼料添加物 ,  飼料分析 ,  生乳 ,  濃度 ,  収率 ,  乳タンパク質 ,  不飽和脂肪酸 ,  オレフィン化合物 ,  ジエン
準シソーラス用語： 乾物摂取量 ,  *低脂質飼料 ,  乳汁中濃度

分類 (3件)： 牛  (FD02020Y) ,  特殊飼料  (FD07050O) ,  原乳の品質と処理  (FJ12022D)

物質索引 (4件)： t10,c12-共役リノール酸 ,  オレイン酸 ,  パルミチン酸 ,  リノール酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 脂肪酸組成 ,  飼料 ,  脂肪酸 ,  補給 ,  乳牛 ,  乳脂肪 ,  分泌