文献

J-GLOBAL ID：201502254433995393   整理番号：15A0219174

フィルダムの変位計測に関するGPS利用マニュアル(III)

資料名： ダム工学  (Journal of Japan Society of Dam Engineers)
号： 96  ページ： 279-300  発行年： 2014年12月16日 
JST資料番号： L1393A  ISSN： 0917-3145  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： GPSを用いた変位計測技術を実ダムに適用し,安全管理が適切に実施できるツールとして明確に位置付けるためには,GPSの計器開発技術,設置方法に関する技術,ダムの安全性評価に必要な精度を踏まえた計測結果の評価技術などを有機的に融合する必要がある。このような目的を効率的に達成し,得られた成果を広くかつ速やかにダム技術者へ移転するためにダム工学会計測管理研究部会では,「フィルダムの変位計測に関するGPS利用マニュアル」を作成した。本マニュアルでは,GPS計測位置の選定方法,設置方法等,設置から運用,維持管理に関わる具体的な課題を抽出し,適切な対応方針を整理し,まとめている。(著者抄録)

シソーラス用語： *フィルダム ,  *変位測定 ,  マニュアル ,  位置 ,  配置 ,  維持管理 ,  *GPS
準シソーラス用語： *GPS【位置決め】 ,  設置位置

分類 (1件)： ダム一般  (RC16010D)

引用文献 (5件)：

• 近藤信昭:長期観測に基づくロックフィルダムの挙動に関する研究, 大ダム, 140, 71-83, 1992
• 坂本忠彦,竹林征三,中村 昭,安田成夫,小嶋光博:ゾーン型ロックフィルダムの実測挙動と安全性評価, 大ダム, 150, 51-61, 1994
• 曽田英揮,佐藤信光,自閑茂治,岩崎智治:GPS計測を用いたフィルダムの堤体計測の高度化の検討, ダム技術, 281, 4-16, 2010
• 国土交通省水管理・国土保全局河川環境課:地震発生後のダム臨時点検結果の報告について, 国水流第4号, 2012
• 大家充裕,米崎文雄,曽田英揮:GPSを用いたフィルダム堤体変形測定と突発的に発生した変位の評価システム, 大ダム, 203, 74-77, 2008

タイトルに関連する用語 (4件)： フィルダム ,  変位計測 ,  GPS ,  マニュアル