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J-GLOBAL ID：201502254580189009   整理番号：15A0409702

有機指標成分の測定とCMBKモデルの適用による大阪市のPM_2.5発生源寄与率推定

Estimation of source apportionment of PM_2.5 at Osaka city using organic molecular maker and CMBK model

著者 (6件)： 浅川大地 (大阪市環境科研) ,  古市裕子 (大阪市環境科研) ,  柏木宣久 (統計数理研) ,  山本敦史 (大阪市環境科研) ,  橋本俊次 (環境研) ,  船坂邦弘 (大阪市環境科研)
資料名： 大阪市立環境科学研究所報告 調査・研究年報  (大阪市立環境科学研究所報告書 調査・研究年報)
巻： 76  ページ： 47-52  発行年： 2014年12月 
JST資料番号： F0957A  ISSN： 0285-5801  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年PM2.5に関心が高まり,その発生源について解明が求められている。このために指標性の高い有機成分トレーサ法による解析が有効であり,ここではレボグルコサン(Lg)の測定法,ならびにCMBKモデルを用いたPM2.5発生源解析への適用について検証した。イオンクロマト・質量(IC/MS)分析法を用いたLg分析について述べ,CMBKモデルによる未知発生源の推定について検証した。結果,ダイオキシン類発生源解析に利用されてきたCMBKモデルがPM2.5にも適用できるとの知見が得られた。

シソーラス用語： 浮遊粒子状物質 ,  大気汚染 ,  *比率 ,  指標 ,  トレーサ法 ,  物質収支 ,  イオンクロマトグラフィー ,  *PM2.5 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  アンヒドロ糖 ,  *発生源寄与率 ,  ケミカルマスバランス ,  大気汚染物質

分類 (1件)： 粒状物調査測定  (SB03060E)

物質索引 (1件)： レボグルコサン

引用文献 (15件)：

• 環境省,平成24年度大気汚染状況について, http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=17974 (2014/7/25).
• 独立行政法人国立環境研究所,日本国内での最近のPM_2.5高濃度現象について, http://www.nies.go.jp/whatsnew/2013/20130221/20130221.html (2014/7/25).
• Simoneit BRT, Schauer JJ, Nolte CG, Oros DR, Elias VO, and Fraser WF, et al. Levoglucosan, a tracer for cellulose in biomass burning and atmospheric particles. Atmos Environ 1999 ; 33 : 173-182.
• 東京都微小粒子状物質検討会. 東京都微小粒子状物質検討会報告書;2011.
• Kumagai K, Iijima A, Shimoda M, Saitoh Y, Kozawa K, and Hagino H, et al. Determination of Dicarboxylic Acids and Levoglucosan in Fine Particles in the Kanto Plain, Japan, for Source Apportionment of Organic Aerosols. Aerosol Air Qual Res 2010 ; 10 : 282-291.

タイトルに関連する用語 (5件)： 指標 ,  モデル ,  大阪 ,  発生源寄与率 ,  推定