文献

J-GLOBAL ID：201502255774801550   整理番号：15A0265710

2次元ラマン相関分光法と固体¹³C-NMR分光法によるナノ-TiO₂変性絹フィブロイン複合材料フィルムの2次構造転移に関する研究

Study on secondary structural transition of nano-TiO₂ modified silk fibroin composite films by two-dimensional Raman correlation spectroscopy and solid-state ¹³C-NMR spectroscopy

著者 (5件)： ZHU Hailin (Key Lab. of Fiber Materials and Processing Technol., Zhejiang Sci-Tech Univ., Hangzhou, 310018, China; Engineering ...) ,  ZHANG Fangfang ,  FENG Xinxing ,  ZHANG Jianchun ,  CHEN Jianyong
資料名： Polymer Composites  (Polymer Composites)
巻： 36  号： 1  ページ： 121-127  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： E0987A  ISSN： 0272-8397  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ゾル-ゲル法によって,ナノ-TiO₂/絹フィブロイン(SF)複合材料フィルムを作製した。ナノ-TiO₂の含量を0~0.4wt%に増加した時のSFの構造的発展の特性を明らかにするために,1次元(1D)ラマン,2次元(2D)相関ラマン分光法,および¹³C交差分極マジック角スピンニング核磁気共鳴(¹³C CP-MAS NMR)を用いた。実験データは,純粋SFフィルムおよびナノ-TiO₂/絹フィブロイン(SF)複合材料の2次構造が,ランダムコイル,α-ヘリックスおよびβ-シート構造であることを示した。SFフィルム中に形成されたナノ-TiO₂粒子は,ランダムコイルと絹I(α-ヘリックス)から絹II(β-シート)への部分的な構造転移を誘発するかもしれない。2D-ラマン相関スペクトルによって確認された転移は,次の順であった:絹I-様構造,絹I(α-ヘリカル構造),絹II-様構造,および絹II(β-シート構造)。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *フィブロイン ,  ナノ結晶 ,  *酸化チタン ,  Raman分光法 ,  炭素13NMR ,  構造相転移 ,  ゾル-ゲル法 ,  複合膜 ,  *ナノ複合材料 ,  ランダムコイル構造 ,  β構造 ,  ヘリックス構造
準シソーラス用語： αヘリックス ,  ナノ酸化チタン ,  二次元相関分光法 ,  *絹フィブロイン

分類 (1件)： 分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (10件)： 2次元 ,  相関分光法 ,  固体 ,  13C-NMR分光法 ,  TiO2 ,  変性 ,  絹フィブロイン ,  複合材料フィルム ,  2次構造 ,  研究