文献
J-GLOBAL ID:201502256106723986   整理番号:15A0647717

細胞適合性二糖類誘導体を用いた組織工学のための超微細繊維状蛋白質足場の強力で調節可能な架橋

Potent and regularizable crosslinking of ultrafine fibrous protein scaffolds for tissue engineering using a cytocompatible disaccharide derivative
著者 (5件):
資料名:
巻:号: 17  ページ: 3609-3616  発行年: 2015年05月07日 
JST資料番号: W2382A  ISSN: 2050-750X  CODEN: JMCBDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
天然に存在する二糖類,蔗糖は極性ポリアルデヒドへ酸化され,可制御的に三次元配置された超微細蛋白繊維から成る組織工学足場の性能を改善できるであろう。非常に良好な水安定性により,酸化蔗糖架橋足場の生体適合性はクエン酸架橋足場に類似していることをin vitro研究が示した。天然細胞外マトリックス(ECM)における主要成分へのその構造類似性のため,蛋白質は組織工学足場の開発に対し他の高分子より利点を有した。天然ECMの真正3Dアーキテクチャを模倣できる蛋白質から,三次元(3D)超微細繊維構造を成功裏に開発した。しかし,水へ曝露された拡張接触面は蛋白質の貧弱な水安定性を悪化させ,強力で非毒性架橋を必要とした。アルデヒドより弱いが,バイオに基づく架橋剤,クエン酸は安全と広く認識され,蛋白質に対する非毒性架橋剤のなかで良好な架橋効率を示した。本調査では,高い極性および低い毒性を持つポリアルデヒドへ蔗糖を酸化した。クエン酸で架橋されたものと比べて,酸化蔗糖で架橋された3D超微細繊維状ゼイン足場は,前骨芽細胞によるin vitro研究を通じた非常に良好な水安定性および類似の細胞適合性を示した。まとめると,酸化蔗糖は,医学および工業応用のための高分子に基づく材料の水安定性を改善するための安全で強力な架橋剤となり得る。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
少糖類  ,  細胞・組織培養法  ,  繊維材料一般  ,  蛋白質・ペプチド一般 

前のページに戻る