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J-GLOBAL ID：201502256191141257   整理番号：15A0331176

Arabidopsis NAC転写因子の蛋白質天然変性:ANAC013やANAC046による転写活性化,ならびにRCD1とそれらの相互作用

Protein intrinsic disorder in Arabidopsis NAC transcription factors: transcriptional activation by ANAC013 and ANAC046 and their interactions with RCD1

著者 (6件)： O’SHEA Charlotte (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  KRYGER Mikael (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  STENDER Emil G. P. (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  KRAGELUND Birthe B. (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  WILLEMOEES Martin (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  SKRIVER Karen (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 465  号： 2  ページ： 281-294  発行年： 2015年01月15日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ArabidopsisのNACファミリーに属する6種類の代表的転写因子(SOG1,NTL8,ANAC013,ANAC019,NAPとANAC046)について,その転写調節ドメイン(TRD)の構造特性を調べた。その結果,これらのTRDは全てが天然変性状態を有していたが,予想される規則性/不規則性パターンは異なっていた。ANAC013 TRDはコンパクトな構造をとり,ANAC046,NAPとANAC019 TRDの平均構造はプレモルテングロビュール状態に合致した。ANAC013とANAC046についてRCD1との相互作用を調べたところ,その結合メカニズムには違いがあること,疎水性相互作用とイオン性相互作用の両方が重要であることが示唆できた。これらの知見に基づいて,RCD1は天然変性に基づく柔軟性を利用することで,様々な転写因子と相互作用できると推察した。

シソーラス用語： Arabidopsis ,  *転写因子 ,  タンパク質 ,  分子間相互作用 ,  タンパク質結合 ,  活性化 ,  結合部位
準シソーラス用語： *NAC転写因子 ,  SOG1 ,  NTL8 ,  ANAC013 ,  ANAC019 ,  NAP転写因子 ,  ANAC046 ,  RCD1 ,  蛋白質折畳み ,  天然変性蛋白質 ,  蛋白質-蛋白質相互作用 ,  転写活性化

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： Arabidopsis ,  NAC転写因子 ,  蛋白質 ,  変性 ,  転写活性化 ,  相互作用