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J-GLOBAL ID:201502256222940846   整理番号:15A0723041

摩擦調整機構を用いた新型トルクリミッタの損傷と耐久性

Failure and Durability of a New-type Torque Limiter with Friction Adjusting Mechanism
著者 (3件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 293-301  発行年: 2015年06月05日 
JST資料番号: S0898A  ISSN: 0919-2948  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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著者らは,ローラ軸を軸受回転半径方向軸に対して傾斜角αを与え,軸力とαを変えることにより任意の摩擦抵抗トルクを得る構造とした,ロボットアーム用指関節などに好適に適用される摩擦調整機構を備えた新型トルクリミッタを開発した。本稿では,この新型トルクリミッタの損傷と耐久性に関する基礎研究として,摩擦トルクすなわち摩擦係数の変化によるローラ接触表面下の垂直応力,せん断応力の変化を従来の解析法により求めると共に,ローラの表面損傷,寿命,面圧強さに及ぼすローラ傾斜角a,負荷(軸力)の影響を実験的に明らかにし,接触応力解析結果などにより考察した。その結果は,次の通りである。1)転がり疲れはく離損傷はおもにローラに生じ,その発生頻度はローラ軸方向でリテーナピッチ円より外側の外端寄りの部分ほど高くなる傾向があった。2)はく離損傷深さは負荷ヘルツ応力が大きいほど深くなり,両振りの直交せん断応力の振幅をはじめ最大せん断応力の振幅が最大となる深さともほぼ一致した。3)主軸回転半径方向軸とローラ軸のなす角,即ちローラ傾斜角が増大するほど摩擦係数や温度上昇が増大し,寿命や面圧強さは低下した。
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分類 (2件):
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ロボットの設計・製造・構造要素  ,  伝動装置 
タイトルに関連する用語 (3件):
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