抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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空気ばねは,いくつかの特徴を持っている。1)高さ調整弁により高さを一定に保つ機能 コイルばねを柔らかくして乗り心地を良くする方法には限界があったが,空気ばねの場合には,高さ調整弁の働きによって,高さを一定に保つことができる。2)ダンパの役目もする空気ばね 本体と補助タンクとの間には絞りが設けられていて,狭い絞りを空気が通過する際に生ずる抵抗力が上下振動を抑えるダンパの役目をするので上下ダンパを省略できる。3)高周波振動の絶縁に優れている コイルばねでは,ばね自体に質量があるために高周波振動数でサージングと呼ばれるいくつもの共振現象が生じるが,空気で車体を支える空気ばねではサージング現象がなく,高周波振動の絶縁に優れている。空気ばね開発の経緯と,構造の変遷を述べた。