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J-GLOBAL ID:201502256919124672   整理番号:15A0513846

ピリジン-ピリドン互変異性の抑制により改善した高親和性蛍光Zn2+センサと生細胞でのその応用

A high-affinity fluorescent Zn2+ sensor improved by the suppression of pyridine-pyridone tautomerism and its application in living cells
著者 (8件):
資料名:
巻: 213  ページ: 45-52  発行年: 2015年07月05日 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Zn2+のキレート化基と発蛍光団の両方として機能する,2,2′-ビピリジン骨格を基にした高親和性低分子量蛍光Zn2+センサー4-(メチルスルファニル)-5-フェニル-2,2′-ビピリジン-6-アミン(1)を開発し,生物学的応用性を評価した。ピリジン環の6位にアミノ基を導入してZn2+キレート化部分の互変異性発生を制御することにより,Zn2+への結合親和性が劇的に増加した。蛍光センサー(1)は,生理学的条件下でナノモル範囲の解離定数(Kd=2.2nM),大きなStokesシフト(140nm),およびZn2+に対する8.6倍の活性化応答を示した。蛍光画像から,蛍光センサー(1)が,水溶性と細胞透過性に関して良好な特性を示し,生細胞内でのZn2+レベルを定量的に検出可能なことが分かった。さらに,65Zn2+放射活性亜鉛同位体取り込みの研究により,検出限界で蓄積されたZn2+の実濃度を明らかにした。新規蛍光センサー(1)は,生物学的用途での使用のための有望なセンサーである。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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生化学的分析法  ,  分析機器  ,  第11族,第12族元素の錯体  ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子) 
物質索引 (1件):
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